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2024.07.24
外壁塗装
こんにちは!
日焼けでだいぶヒリヒリしている
エコーアートの袴田です(>_<)
外での作業がだいぶ溜まっておりまして…
本日も半日外でゴソゴソしておりました。
明日も半日、外でゴソゴソする予定(笑)
明後日以降も、外での作業が続きます!
もう8月のお盆休み前には、きっと黒焦げでしょう。
夜は、黒くて見えないかもしれません(笑)
うーん…肌が焦げないように気を付けねば。。。
本日は、外壁塗装を例に挙げながら、家づくりのブラックボックスの入口まで
迫りたいと思います。
みなさん、1つ質問です!
家の外壁塗装のメンテナンスをするとして、次の3社で相見積もりをしました。
その3社のうち、どの業者にみなさんは、外壁塗装工事をお願いしますか?
①価格が安いところ。
②価格が高いところ。
③価格が中間のところ。
①~③でどこに工事を依頼しますか?
上の条件だけでは、恐らく多くの方が①に依頼することでしょう。
ただ、建築の場合見積書だけでは推し量れないところがあります。
では、外壁塗装の場合、見積書では見分けられない内容に
どのようなものがあるのでしょうか?
・塗装する塗料の種類が異なる
外壁塗装の場合、塗装する塗料の種類で持続期間が異なります。
キレイに保ってくれる持続期間が長い方が良いですよね。
安価な塗料の場合、持続期間が短い場合も多々ありますので
注意が必要です。
・2回塗りの場合がある
実は、見積書の項目に小さな字で2回塗りと書かれているケースがあります。
1回塗りよりも、2回塗りの方が塗膜が張られるので
もちろんキレイに保たれる持続期間が長いです。
当然、1回塗りよりも2回塗りの方が価格は高くなってしまいますが
品質としては良好でしょう。
・屋根塗装の提案をされて、総額が高くなってしまう。
これはあるあるの話ですが、建築の場合、足場を架けて1つの工事をするのであれば
その足場を使って、2つの工事をした方が、後々に必要になってくる屋根塗装工事の
費用を格段に安く抑えることが可能です。
外壁塗装と屋根塗装の工事を2回に分けてやると
足場を2回架けなければならず、その費用がもったいないですよね。
それを見越した上での、良心的な業者の提案なのですが
ちょっと高くなってしまうので、お客様からすると引いてしまうことも
あるかもしれなせん(>_<)
業者としては、あくまでも親切な想いでやっていることなので
変な風に捉えないでいてあげてくださいね。
簡単に上げただけでも、見積書ではお客様では推し量れない部分が
これだけあります。
安く仕上げたいのは、どなたも同じだと思います。
ただ、安くて良いものは今の時代、なかなか難しいです(>_<)
全くないわけではありませんが…難しい。。。
価格相応のものになってしまうのも事実です。
お金だけみて判断する…というのは一歩踏みとどまって頂き
「どうしてこの価格なのか?」
「キレイに保ってくれる期間がどのくらいなのか?」
「この価格で、将来的なメンテナンスコスト含めて、どのようなメリットがあるのか?」
など、詳しくご検討頂くのが、ベストだと思うのです。
もちろん、そこにはお客様のご予算も関わってくると思うのですが。。。
またすぐにメンテナンスが必要になってくるのもツライですよね。
実はこのお話、新築で注文住宅をお考えの方にも繋がる話です。
例えば、標準で外壁は「塗り壁仕上げ」になります。
という工務店が5社いるとします。
どの工務店も、家の価格が異なります。
外壁の「塗り壁仕上げ」だけで考えてみると、実は大きな違いが隠されています。
それは…「塗り壁材の材料の違い。」
塗り壁材には、安価な塗り壁材~高価な塗り壁材までズラリと種類があります。
どれを標準採用するかは、工務店が決めています。
お客様の立場からすると、どの塗り壁でどの価格帯の塗り壁を選べばいいか
分かりませんからね。
安価な塗り壁材は、築1年程で汚れてきてしまいます。
高価な塗り壁材は、15年ほど撥水効果があるものがあります。
海外で施工実績があるものもありますし…
色見本も含めて、たくさんの種類があります。
築1年で汚れる…なんて工務店側は、お客様にはお伝えしませんからね。
外壁は、面積が広いため、家の価格に反映されているのも事実です。
ただ、メンテナンス期間や費用のことを考慮するのであれば
高価な材料を採用したほうが、トータル的にはメンテナンスコストを
抑えられるので良いのですがね。
「外壁の塗り壁仕上げ」はほんの一例。
注文住宅にも、材料によって価格に反映されているものが多くありますし
標準仕様の中に、含まれての価格表記や
標準仕様の中に含まれていない価格表記…オプション項目になる表記など
さまざまです。
出来る限り標準仕様で良いものを採用していて、ある程度の価格で
注文住宅が建てられる…これが理想だと思います。
このバランスがとても難しいところだと思うのですけど。
念のため…エコーアートでは標準で1番良い外壁の塗り壁材を採用しています!
建築は、理解しにくい上に用語も難しく
業者任せになってしまうことが多い業界です。
全部お客様が理解するのは、どの業界でも難しいお話。
信頼のおける方を見つけて、その人と一緒に家を造り上げて
メンテナンスまで行う。
これが1番良いことではないかなと思います。