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2025.11.01

防蟻処理施工

こんにちは!

毎日、熊のニュースを見て驚いているエコーアートの袴田です(>_<)

どんどん熊が人間に近づいてきますね( ;∀;)

もう静岡県でも出ていますし…一体どうなるのでしょうか?

そのうち、浜松の街中でも出そうな勢いですね。。。

ネットで見たのですが…熊の1日の移動距離は約10kmだそうです。







今日のブログのタイトルは、熊ではなく蟻。。。

それも、家には大敵の白蟻です。

住宅において、防蟻処理の施工方法は大きく分けて3点あります。

①ホウ酸をまく→メンテナンスフリーですが高価。1度、水に濡れると流されてしまう。

②家の周りに等間隔で、白蟻が寄ってこないような薬剤を地中に埋める。

③人間に害がないくらいにめっちゃ薄めた薬剤を散布する。

 触っても全然平気だが、5年に1度メンテナンスが必須。

①~③でそれぞれメリットデメリットはありますが、皆さんはどれが1番いいですか?

聞こえが1番良いのは、やはり①でしょうか?

エコーアートでは、過去にいろいろ検討しましたが…結論③を採用しています。

ちなみに、①はメンテナンスフリーですが、②③はメンテナンスが必須です。

エコーアートが③を採用している理由は、メンテナンスがあるからw

意味が分からないと思うのですが…w

白蟻がいるところには、まず蟻道(ぎどう)があります。

蟻道とは、上の写真の白い矢印のようなものです。

もしかすると、小さい頃に公園などで遊んでいて、見たことある方もいらっしゃるかもしれませんね。

自然の中では、こんな感じに映るでしょう。

③の場合、床下に潜って薬剤散布をする際に、作業員が必ず床下を目視して

掃除もしてくれます。

蟻道は、目視で確認できるので薬剤散布する際に、白蟻のいるいないが分かってしまうのです!

メンテナンスには、確認できるという利点があるんですよ。

床下は40cmしか空間がないため、入るのに苦労するので…

お施主様が入ることは、ほぼないんですよ!

僕は入れますけどねw

…入り慣れている僕でも、覚悟を持ってでないと入れませんw

床下は、こんな感じになっています。

ここは、断熱の仕方によって見える景色が変わってくるので、一例と捉えてください。

ちなみに、床下は昼間でも真っ暗闇ですw

③の場合は、ここに薬剤散布をするのです。

5年ごとのメンテナンス費用は、ちょっとネックではあるのですが。。。







①の場合は、上棟する前に、また上棟後のタイミングでもホウ酸を散布します。

1番の懸念点は、ホウ酸は水に流されてしまう点。

雨が降ってしまったら、ほぼアウトです。

晴れが続いている時ならいいかもしれませんが…

だいたい、どこかのタイミングで雨が降ってしまう現場がほとんどです。

工事中の雨は、人間の気付かない小さなところから入っているケースもあったりで…

リスクが大きいというのがエコーアートの考え方です。

一昨日、上棟を終えたかわいいアパートのペールローズの現場も、昨日雨に降られました。

まぁ、建物は囲われていたので、すごく濡れたわけではありませんし

本日は爆風で乾いてしまいました。







②の地面に埋める防蟻処理剤は、家の外に埋めるため目視をして蟻道を確認することはできません。

こちらも5年に1回程、地中に埋める防蟻処理剤は交換しなければなりません。

薬剤散布は不要なので、超微量でも薬剤が気になる方にはお勧めになる工法でしょう。







防蟻処理の1つを取っても、これだけのことがあります。

それぞれ、もっと詳細なメリットデメリットがあるのですが…ブログだと難しいので

この辺りでご勘弁をw

ちなみに、エコーアートの家で必ずお願いしているメンテナンスは…

この防蟻処理のみになっております。

それだけ、この防蟻処理は重要なものになります!

さて、明日のブログではこの防蟻処理における上棟時の僕の役割についてお話します。

防蟻処理の前置きで1日のブログを使ってしまうという荒業w

それだけ、防蟻処理は重要なことなのです。

明日のブログもお楽しみに~(^0^)