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2024.06.09
ボーリング調査
こんにちは!
本日、空き時間に昔の住宅雑誌を読み漁った
エコーアートの袴田です(^0^)

10年ちょっと前くらいの雑誌を見ていたのですが…
昔に比べると、今の家はインスタの効果もあると思いますが
格段にオシャレになっていますね!
10年強でこうも変わるものかと思いました!
時代に後れを取らず、むしろ最先端を行けるような
工務店を目指してやっていきたいと改めて思いました(^0^)
先日、7月初旬に着工予定のお客様の敷地において
ボーリング調査を行わせて頂きました!
ボーリング調査とは、液状化の可能性が高い時に行われる地盤調査のこと。
住宅で、地盤調査をする際は、スクリューウェイト貫入試験という方法で
調査をすることがほとんでですが…
液状化の心配がある場所は、ボーリング調査にて地盤調査を行います。
というのも、能登半島地震において、新潟県で液状化問題が広範囲であったとのことで
改めて、いろいろ調べたり講習にて勉強した結果、この調査をやるという
経緯に至りました。
ボーリング調査とは、通常ビルなどを建てる際に行う大掛かりな地盤調査のこと。
今回、着工予定のお客様の敷地は、液状化の可能性が高いとのこと。
ということで、早速ボーリング調査です!

スクリューウェイト貫入試験とは違い、結構大規模なヤグラを組んで調査を行います!
現場のボーリング調査をする作業員の方にいろいろ地盤の話を聞きましたが…
1番衝撃的だった話をします!
ボーリング調査をする作業員の方は、静岡県全域を担当しているそうですが…
この辺りは、地中は砂や礫(れき)などになるそうですが…
静岡県東部で富士市とかだと、地下はマグマとかあるよ!
って言っていました(>_<)
よく考えればそうですが…ギョッとしましたね。。。
話しが反れました。
ボーリング調査はこんな感じで行われます!
下記写真の重りは63.5kgになるわけですが

この重りが、下記写真の矢印部分に当たります。

この63.5kgの重りを76cmの高さから自由落下させて
30cm打ち込む回数を測定するというもの。
数字がたくさん出てきて、ややこしいですね( ゚Д゚)
そして、土質検査も行います!

地下数mの土を採取します。
前日に大雨が降ったせいで、湿っていたので乾かしているところ。
ちなみに大雨が降ったからといって、液状化もしくはスクリューウェイト貫入試験
においても、影響することはありません。
これらの土(この現場では砂でした。)は下記写真のようにまとめられます。

いくつかの高さの層の土を採取して、上の写真のようにまとめられます!
これらを実験室に持っていき、1週間~10日かけて液状化するのか
地盤の強度と土質から求めるというやり方です。
実験室でやる作業がとても綿密なので、時間が掛かるのだとか?
住宅でボーリング調査をやることは、あまりありませんが…
エコーアートも初めてでした。
液状化の可能性が高いとのことでしたが、ボーリング調査をやって
いろいろ分かったこともあったので、よかったです!