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2023.05.29

電気配線工事

こんにちは!

天気予報がコロコロ変わって

なかなか予定が決められないエコーアートの袴田です。

上棟直後は、現場としては外回りを囲いたいのですが

雨だと外回りはできないので、室内を進めるしかできません。

ただ、他の業種(シロアリ屋さんや板金屋さん)も絡んでくるため

段取りが、雨によって変わってしまうという…

職人さんを、雨で振り回してしまうという

申し訳ない状況になってしまうのですよ…雨が続くと。。。

さて、本日は「現場ブログ」いきます!

「電気配線工事」について。

5月21日(日)に上棟した、磐田市の注文住宅の現場にて

電気配線工事が始まりました!

↑電気屋さんが、快くやらせ写真に付き合ってくれました(笑)

この電気屋さんとは、時々夕飯で王将に行きます(^0^)

現場でも、まれに王将トークが炸裂します(笑)

ちゃんと仕事してますので、ご安心ください(*^_^*)

明日から具合を見ながら、大工さんが床を張っていくので

床下の配線工事から、先行して逃げています!

建築用語で「逃げる」=先にやる…みたいな意味。

先に施工しないと、できなくなる。もしくは施工しにくくなる。

そんなときに、「逃げる」という単語を使います!

「床下の配線逃げ工事」みたいに言うと…

おぉ~現場の人っぽい♪みたいになるかな(^0^)

「現場ブログ」ということで

配線工事をやるにあたり、エコーアートが意識している

取り組みをご紹介します(^0^)

先ほどと同じ写真に、矢印を2つ入れました!

白い矢印は電気配線を2階に送っている写真。

水色の矢印は…ここに電気配線が通っていたら

どうなるか?という仮定の矢印。

エコーアートでは、電気配線を施工する際に

穴を空けて電気配線を通すケースがあります!

その際、柱付近は力が掛かるため

極力、柱と柱の真ん中付近に穴を空けます。

柱と柱の真ん中の方が、力が掛かりにくいですから!

ですから、白い矢印の位置に電気配線を通しています♪

水色の矢印位置に穴を空けて、施工はしていません!

電気配線を通すため、穴を空ける場合

エコーアートでは、全箇所、柱と柱の真ん中に穴を空けるように

徹底しています!

ちなみに、電気屋さんは指定しないと、施工しやすい位置に

穴を勝手に空けていきます。

構造がどうとか…電気屋さんは分かりませんからね。

そもそも、穴を空けなくても配線できる工法はないのか?

はい、正直言うとあります!

配線層という、電気の線が全てこのスペースを通るという

場所を決める方法です。

しかし、これは配線経路がとても長くなるため

かなりのコストアップになりますし、電気屋さんの費用もUPします(>_<)

さらに、ケースバイケースですが、

それでも穴を空けなければ

ならないケースもあったりします。

ちなみに、電気工事における穴の欠損は

構造計算には入っておりません。

ええっ?大丈夫なの?

そう思われる方も多くいらっしゃると思います。

先日書いた「構造用面材」のブログで余力を持って

張っている部分があるというお話をしました!

窓の上や下は、構造計算には入っていないけど

「構造用面材」を所定の釘と釘間隔で張るということ。

浜松市の注文住宅会社の工務店のエコーアートが施工した構造用面材の写真

「構造用面材」のブログはこちら!

また、構造計算をする際に、初期設定において

「軽い屋根」or「重い屋根」の設定をするのですが

全て「重い屋根」で構造計算して

実際は「軽い屋根」で施工をしている

という経緯があったりします(^0^)

常に、いろいろな事が安全側に働くように

意識して、現場作業を進めています(*^_^*)

天気予報は、安全側に働くのではなく…

最近はドンピシャで当たるから、すごいなぁと

感心してしまう自分がいます!

梅雨や夏場のゲリラ豪雨の精度も年々上がってきているし

天気予報が分かると、現場は大助かりなんですよね(^0^)