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2023.05.14
土台敷 その2
こんにちは!
今日の情熱大陸を偶然見たら
女性建築家の方の話をしていて…
感性って大事だなぁと感じたエコーアートの袴田です(^0^)
ビルや商業施設、個人住宅を手掛ける設計事務所の
女性社長の話だったのですが…
女性特有のセンスがすごかったです!
男ではできない発想でした(>_<)
発想やアイディアって大事だなぁと改めて感じました。
本日は、先日の「土台敷ブログ その1」の続き。
その前に…
「土台敷ブログ その1」はこちら!
前回は、防蟻処理の薬剤と墨出し
基礎パッキンを並べる等のお話でした。
今回は、その先の少しマニアックな内容になります。
では、いってみましょう!
黒い基礎パッキンを並べたあと
上の写真の矢印のように、隙間に黒い
■のものを入れます。
入れたあとは、こんな感じ。
これは何かというと、専用の飼物です。
凹凸で、はめ込むようになっている商品。
黒い基礎パッキンの上には、土台と言われる部材がのり
その上に場所によっては、柱がのってきます。
基礎パッキンの真ん中は空洞になっているので
柱がのる部分には、黒い■のものを入れて
土台が柱の荷重で、耐荷重性能アップのために
採用している部材です。
上の写真のように、柱のくる位置は
事前に分かっているので、その位置に
正確に黒い■の飼物を置いてきます!
次に、黒い■の上に1~2mmの飼物を
置いていきます!
大工さんの手で見にくいのですが…
飼物を置いているのが分かりと思います!
以前、ブログで「基礎天端のレベルチェック」
を書きましたが、柱がのる位置と土台を緊結する
ボルトの位置のレベル誤差に応じて飼物を
置いていきます。
「基礎天端のレベルチェック」のブログはこちら!
こんな感じで、上から荷重がかかる
または、ボルトで締めつける部分の高さが低いところ
には、高さの誤差に応じて、飼物を飼うのです!
うーん、細かい作業ですね(笑)
「基礎天端のレベルチェック」をした理由は
これだったんですね。
上棟した後では、数ミリ誤差があっても
直しようがないので、この段階でしっかり
水平を取っておく必要があるのです!
エコーアートの土台敷は、■の飼物と1~2mmの
飼物置きのため、大工さんは少し大変な想いをします。
大工さん曰く、この2つの作業は一般的には
「やらない作業」とのことでした。
結果論として、家の水平が保たれるのであればいいのですが…
不安の芽は、ここで潰しておくのがベストだと思い
エコーアートでは、この作業を取り入れています!
次は、いよいよ土台据え付けです。
大工さん2人で長い土台をはめ込むところ。
↑の写真のような感じで、土台を敷き込みます。
土台に穴をあけていたのは、基礎パッキンの上に土台を
入れるためだったんですよ。
接合部を叩いて、土台を入れていきます!
少しずつ、土台敷が完成に近づいてきましたね♪
ここまで作業が進めば、土台敷もあとちょっと
に見えるかもしれませんが…
まだ、もう少しかかります(>_<)
ですから…今日のブログは、この辺りにしておきます(笑)
「土台敷ブログ その3」をお楽しみに♪