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2025.09.28
フローリングを張る方向
こんにちは!
前回のブログタイトルが、あまりにも怪しいタイトルだったので
反省中のエコーアートの袴田です(>_<)

内容を読んで頂ければ、お分かり頂けると思うのですが…
タイトルで引き付けようとするのはいけませんねw
本日は、東本願寺と家の床について書いていきます。
床と言えば、フローリング。
フローリングと言えば、樹種が何か?というのが大きなポイントになると思います。
しかし…今回見て頂きたいのはあまり気にしないかもしれない
床を張る方向についてです。
東本願寺の床は、大きな出入口に直交した方向に張っていました。

樹種は、ヒノキでしょうかね。
さすがはお寺。
日本の樹種をふんだんに…というところでしょうか。
もう1枚写真を。

こちらの方が分かりやすいでしょうか。
扉に対して、直交する向きに張っています。
この張り方における効果は、室内から見た時に奥行感を感じられること。
室内から外に出た時に、向こう側に行くまでに距離があるぞ…
広いぞ…と感じさせる効果があります!
エコーアートでは、ウッドデッキを造る際に東本願寺のような方向にデッキ材を張りますね。
ちなみに、この建物の室内は畳でしたw
まぁ、お寺は畳ですよね!
対する、家の場合はどうでしょうか?
下記写真は、エコーアートの施工例写真×2枚。


写真に矢印でフローリングの張った方向を記載していますw
せっかくの写真が…
というのは置いておきましょう。
室内では、基本的に長手方向にフローリングは張ります。
理由は、先ほどと同じく部屋に奥行感が出るから!
大工さんも張りやすいですし、一石二鳥的な感じです。
ちなみに…短手方向に張っているお宅があれば、何か特殊ば理由があるかもしれません。
設計者の意図があってのことだと思うので、聞いてみてくださいね。
このフローリングの張る方向に関しては、建築的な常識でもあるため
お客様との打ち合わせでは、お聞きすることはありません。
お聞きするとお客様も悩んでしまいますし、短手方向に張るとなった場合は
やっぱり変になってしまうんです(>_<)
恐らく…どの住宅会社もここはお客様にお聞きしていないのではないかな…と思います。
現在、工事中の「青と質感にこだわったドーマーのあるかわいい家」では
一部、フローリングを変わった方向に張っています。
写真は…ありませんw
出来てからのお楽しみということで♪
違った張り方をした理由ももちろんありますのでね。
その辺りは完成見学会にてご確認頂ければと思います。
日程はまだ分かりません(゚Д゚;)
みなさんも、いろいろな建物に入る機会がありましたら
床の張る方向に、着目してみてくださいね。
このブログを読んで、建物探索が好きになりました~と言って頂けたら
うれぴーです(*^▽^*)