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2025.10.05

ホールダウン金物、アンカーボルトチェック

こんにちは!

インスタのフォロワーがあと十数人で5万人になりそうで

ソワソワしているエコーアートの袴田です(^0^)

これも、みなさんのお陰です。

いつもありがとうございます。

明日には、達成できますように(*‘∀‘)







本日は、基礎工事のチェックポイントをブログに書きたいと思います。

現場は、かわいいアパートのペールローズが舞台ですw

チェックポイントと言っても、たくさんあるので

本日、現場にて行った作業を書きたいと思います。

基礎工事は、基本的にどの現場もチェックするポイントは同じです。

本日は、その中でも2番目に重要な事柄のチェックを2つ行ってきました。

現在、ペールローズは下記写真のような状態です!

先日、ベースコンクリートの打設が完了して、立ち上がりコンクリート打設の準備をしている段階です。

本日、チェックしたことの1つ目に、型枠の寸法チェックというものをしました。

基礎工事には、複数図面があり、どこに基礎の立ち上がり部分がくるのか?

というのをチェックするということです。

土台と呼ばれる部位が基礎の上に乗ればOKですが、基礎屋さんは糸を張って

通りを見たり、ミリ単位で正確に作業を進行中です(^0^)

ちなみに、型枠チェックは問題なしでした。

今まで、問題があったことはもちろんありませんでしたよ!

そして、本日のチェック項目2つ目は、タイトルにもあるように

ホールダウン金物、アンカーボルトチェックについて。

ホールダウン金物とは、下記のようなもの。

大きなフックのような金物。

長さ=80cmで、コンクリート内に36cm以上、埋め込みなさい!

となっています。

これが所定の位置に設置されているか?を確認します。

このホールダウン金物は、構造計算された上で3t用の金物になるのか?

2t用なのか、はたまた1.5t用なのか…

それぞれ、設置する金物がことなります。

基礎から出るボルトは同じでも、取り付ける金物が違うと強度が変わるんです。

こちらは、アンカーボルト。

アンカーボルトは、コンクリート内に25cm以上埋め込みなさいと規定があります。

こちらは、90cm間隔で土台と基礎を緊結するボルトになります。

このアンカーボルトも構造計算に算入するものになりますよ!

これらの、ホールダウン金物29本、アンカーボルト≒150本を全ての箇所について

所定の位置に入っているかチェックしました!

アンカーボルトは、2カ所ほど見落としていた部分がありましたが

全数チェックのお陰で、しっかり追加しました。

これが現場監督の仕事というもの。

職人さんも図面通りに造るのはもちろんですが、人間でもあります。

100%間違いのない人間は、この世に存在しません。

人間だから、間違いや忘れてしまうこともある。

そこをしっかりチェックするのが、現場監督の仕事なのです(^0^)







現在、大手では現場監督が現場にできる限り行かなくても良いような仕組みを取っています。

それは、世の流れで残業をなくしたり、早く帰宅できるように…とのことが前提として

あるわけですが…このようなチェックもできていないのではないかと思うんですよね。。。

このチェック、数時間かかってしまうのでね。







ちなみに、アンカーボルトの先端の形状がL型になっていますが…

先ほどの写真ですが…先端が直角に曲がっていますよね。

この曲がった部分を鉄筋と絡むように直交させて付けると…

地震で大きく建物が揺れた時、曲がった部分が鉄筋に引っ掛かり

抜け防止の力が発揮されると考え、アンカーボルトは全数

下記写真のように設置しています。

白い矢印部分がアンカーボルトが鉄筋に直交しているところです。

ちょっとしたエコーアートの現場のこだわりです♪







本日は、基礎工事のポイントについて書いてきました。

まだまだポイントはたくさんありますが…

今回のブログではこの辺りにしておきましょう。

では次回ブログもお楽しみに~(^0^)