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2025.09.25

東本願寺に行ってきました!

こんにちは!

お寺の魅力に取りつかれたエコーアートの袴田です(^0^)

昨日、京都に行った帰りに京都駅近くの東本願寺に行ってきたんですよ♪

東本願寺とは…

1272年に建てられて、江戸時代の京都における大きな火災で焼失…

1895年の明治時代に再建されたお寺です。

ネットで調べて書きましたw







たくさん写真も撮ってきたので、東本願寺について書きたいところですが…

ちょっとそこは置いておきます→こっちに置いておきましょうw

皆さんもお城や神社、お寺を見ることがあると思いますので…

造り手側の気持ちや想いになって、見て頂くとまた違った角度から見ることが

できると思いますので…その辺りを書きたいと思います。

旅行に行って、建物巡りをした際にこんな楽しみ方があるんだ~と思われたい方は

参考にしてみてください。







まずはこちらをご覧ください!

東本願寺の御影堂という国宝文化財に指定されたメインの建物です。

巾76m×奥行58m×高さ38mの建物…ネットで正確な大きさを調べましたw

柱は、円柱で直径80cmとのこと。

京都の大火災で焼失する前はどの程度規模だったか正確には分かりませんが…

似たような大きさだったと思います。

世界最古のお寺である法隆寺しかりなのですが…

造り手側からすると…まず、そんな重いものをどこからどのようにして運んでくるのか?

というのが気になるんですよ( ;∀;)

みなさんも、ちょっと考えてみてください。。。












ちょっとでもお考え頂いた方、ありがとうございました。

近くまでは、川の水を使って、船に柱などを乗せて運んでいたと思われます。

遠方から人力で運ぶのには、無理がありますからね。

自然の力は、昔から上手く使われていたようです。

建築地の近くまでは川の水で運び、そこからは人力です。

ちなみに、現代は大型トラックで運び、ユニックで車から下ろして

レッカーで大工さんが組み立て作業をしますw

何と楽なんでしょうか( ゚Д゚)







まだあります。

柱を起こすときは、どうやったのでしょうか。

大人数で持ち運ぶことは可能だと思います。

ちなみに、この時代は今のようなしっかりした足場などありません。

人間が丸太足場を組んでいたそうですが…丸太なので足場は劣悪だと思います。

しかも高さ38mなので…

今の建物で換算すると、1フロア4mとすると大きな商業施設で9~10階に

相当する高さです。

タワマンまでは行きませんが…めっちゃ高いですよね。

その高さで、めっちゃ重たいものを支えながら、作業をするのです。

当然、ノーヘルw

それだけの高所でしたら、ヘルメットはもはや意味がありませんね。

しかも、高所は風が強いことがほとんどです。

柱を建てるだけでなく、柱と横架材(横向きの部材)を組んだり

屋根を丁寧に組んで行きます。

お金を支払って、登った御影堂門。

お金を払っても、登る価値がありました♪

この写真に屋根を下から見たところが写っていますが…

屋根材もこれだけの木材が使われているのです。

高所でこれだけのことは…ちょっとできないです。

昔は、メジャーのような寸法を測るものはなかったのでね。

長い棒に印をして、印×2倍とか3倍とかやってたらしいです。

こんな高所で。







このように考えると、昔の人のゴイスー度合いが半端ないことが分かりますね。

お城を造るのに、何年とかかかっていたのが想像できます!

少しだけ、造り手の気持ちになって頂けましたか?

他にもいろいろありますが…今日はこの辺で!

ちなみに、この御影堂だけで175,000枚の瓦が使われているそうです(>_<)

屋根も沿っているし…これは腰痛になること間違いなしですね(*‘∀‘)

ブログネタがない時は、東本願寺ネタでいきたいと思いますので

お楽しみに~(^0^)