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2024.05.13

平屋の難しいところ

こんにちは!

咳が酷すぎるので病院に行ってきました

エコーアートの袴田です(>_<)

あまりにも咳が酷いので、ちょっと強い薬をくださいと言ったら…

もう1段階強いのはあるけど、それ以上はないから

そうなったら、呼吸器内科に行ってくださいと冷たく言われました(+o+)

さすがお医者さん。

悲しい気持ちになりました。







本日は、平屋について書きたいと思います!

最近人気の平屋。

ここ数年は、平屋ブーム的なことが起こっているような。

インスタが大きな要因なんでしょうけど。。。

エコーアートでも、昨年1棟かわいい平屋を建てさせて頂き

7月には、アメリカンヴィンテージな平屋が着工予定です。

ただ…平屋はやってみて感じることがあるわけですよ。。。

2階建てより、ある意味難しいんです。

何が難しいかと言いますと…

外観とプランニングが、2階建てと比較すると難しい。

少しその辺りを解説していきましょう。








まずは、間取りの話。

平屋において、部屋数の多い間取りは特に難しい。

理由は、各居室に窓を設けるために、外周部に面した場所に

しなければいけないから。

例えば、子供部屋を2つ、寝室を1つとなると…

これらを外周部に面した位置に配置して…

さらに玄関ホール、洗面室、お風呂やトイレも外周部に面した上で

LDKの…特にリビングは南側に配置する。

トイレやお風呂は窓無しでもいいとしても…

多くの部屋を外周部に面した部屋の配置としなければいけないのが

お分かり頂けたと思います。

物理的に難しいというのがこの辺り。

かと言って、家を大きくするのはご予算にも関わってきますので

NGですし、必要最低限の大きさでこれらを

導き出さなければいけない…となると難しさを何となく

感じて頂けたかと思います。






次は外観について。

外観は、平屋の場合、だいたい間延びしてしまうケースが

多々あります。

窓の大きさや配置で工夫を凝らし、屋根の架け方で見せる。

でも、平屋の場合、家の巾が長いケースが多いので

その分、屋根の勾配も考慮しないと間延びの原因に

なり得るのです。

ですので、間延び対策を講じる必要性を考えるのです。

こちらは、もはやデザインの話になってきますね。

ただ、重要なことは、間取りは外観デザインに関わってくるということ。

窓の位置や建物の巾や奥行などのボリュームは

間取りと一対になってないといけませんからね。







普通に建っている平屋やSNSで見る平屋を見ると…

平屋いいなぁ~と感じられると思うのですが

設計をされた方は、いろいろな平屋対策を講じて

工夫をされていると思います。

そこは、設計士の想いの部分だったり

テクニックだったりするわけですが…

僕が思うのは、テクニック=技術なので

想い=ハートの部分の方が重要だと思いますけど(^0^)

今日のお医者さんも…もう少しハートを持って

接して欲しかったなぁ(笑)