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2023.04.23
ホールダウン金物とアンカーボルト設置完了
こんにちは!
宣言通り、スラムダンクを見てきた
エコーアートの袴田です!
今さら見てきましたが…けっこう人いましたよ!
そして、久しぶりに胸熱でした♪
高校や大学の頃にガチでやっていたテニスを
思い出しましたね(^0^)
スラムダンクと似たような気持ちでやっていたんだなぁと!
スポーツは人間を成長させてくれると思いましたとさ。
本日のブログは、磐田市の注文住宅の現場から!
得意の「現場ブログ」をお伝えします!
現在、現場の状況はこんな感じ!
ベースコンクリートの打設が完了して
明日、立ち上がり部分のコンクリートを打設するところ。
立ち上がり部分を打設する前に、アンカーボルトと
ホールダウン金物というボルトを設置します!
下記写真が、ホールダウン金物とアンカーボルトの
設置状況になります。
手前の長いボルトがホールダウン金物、
低いボルトがアンカーボルトです!
ホールダウン金物は、必要になる箇所が
構造計算によって決まります。
また、数値によっては、埋め込み長さも規定があるため
力がかかる箇所は、ベースコンクリートを
打設する前に設置するケースも。。。
↓25KN以下のホールダウン金物の埋め込み長さ=36cm以上必要。
↓25KNを超えるホールダウン金物の埋め込み長さ=50cm以上必要。
こちらは、昨年施工させていただいた現場の写真。
現在の現場には、25KN以上の
ホールダウン金物はありませんでした!
1つ注意点。
上の写真に上向き矢印が1つあります。
エコーアートではホールダウン金物のフック部分を
必ず鉄筋に絡ませるようにしています!
構造計算には、埋め込み長さとボルトの太さの規定はありますが
鉄筋に絡めるという規定はありません。
しかし、仮に大きな引き抜き力がかかった際には
明らかに、鉄筋にフック部分を絡めた方が金物が抜けにくいのです。
「絡ませる」の意味は、上の写真の矢印と同じ意味合い。
ちなみに、上の写真のアンカーボルトという
長さが短いボルトは、埋め込み長さ25cm以上は必須。
これも、下記写真のようにフック部分を鉄筋側に
絡むようにしています。
矢印部分のアンカーボルトのフックが
鉄筋に直行する向きになっています!
これも引き抜き力がかかった時
鉄筋で持ちこたえてくれるイメージがわきますか?
ちなみに、下記の写真でも規定上はOKです。
アンカーボルトのフックが、鉄筋に平行になっている。
フック部分については規定がありません。
だけど、フック部分が鉄筋に直行している方が
強いイメージがわくのですよ…僕は。
そして、こちらは完全にNG写真。
アンカーボルトのフック先端と
コンクリート表面までの距離が
約2cmと近すぎるから(>_<)
この距離は4cm確保すること
という規定があります!
これを「かぶり厚さ」と言います。
「かぶり厚さ」とは、鉄筋表面から
コンクリート表面までの最短距離のこと。
この場合、アンカーボルトは鉄筋ではありませんが
鉄筋と同じ扱いになり、かぶり厚さを確保
しなければいけません。
うーん…規定がたくさんありますね(>_<)
基礎工事もですが、上棟してからも規定は
たくさん出てきます。
スポーツは人を成長させてくれると最初に言いましたが…
仕事も人を成長させてくれますね。
いや、当たり前だよ!
うーん…上手く落とそうとしたのですが
落としどころが見つかりませんでした(笑)