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2025.05.05
家の価格表記について思うこと
こんにちは!
右足首が痛いなぁ~と思ったら、くるぶしがキュンキュンに腫れていた
エコーアートの袴田です。

捻挫した記憶はないのですが…
捻挫後のくるぶしと同じ状態になっているという。。。
皆さん、捻挫には気を付けましょう。
僕は、学生時代から捻挫とは長い付き合いで…足首がグラグラなので
まぁ、慣れたものですのでw
久しぶりのブログになってしまいまして申し訳ありませんでした。
3月下旬に見学会を開催させて頂いたお客様の家が大変過ぎまして…(>_<)

上の写真のお宅です(^0^)
ウルトラかっちょいい家に仕上がりまして
無事にお引渡しをさせて頂いたのですが…
今度は、入れ違いで上棟したお宅があったり、仕上げ工事のお宅があったりで…
ブログまで手が回りませんでした。
ブログの題材は、山のように仕入れたのですが…時間が経ってしまうとね。。。
さて、久しぶりのブログで何を書こうかな~と思った時
現場のことよりも、みなさんにお役に立てるようなことを書こうと思いまして。。。
ネットニュースやSNSで、よくの家の価格が高騰していて…
というニュースを見かけませんか?
僕は、毎日のように見ます(>_<)
実際、残念ながら高騰しているのが現実なんです。
今日は、そんな価格についてのブログ。
エコーアートでは、みなさんご存知のように定額制注文住宅として
価格を提示しております。
家の大きさに応じて、価格が決められているというやつですね。
大変心苦しいのですが、近々その価格の改定を予定しております。

もう、値上がりが凄すぎて…僕たちもどうしようもないのが現状なのです。
物の価格上昇に加えて、職人不足も業界の課題になっているのですから(>_<)
本日のブログの内容は…
エコーアートの価格設定は、どのような基準で行われているのか?
について書いていきたいと思います。
最近、家の価格ってよく見るイメージがないですか?
僕は毎日のように見ますw
すいません…さすがに2度目はね…真剣にいきます。
実際、SNSには工務店などは価格を提示しているところが多々あります。
でも、その価格を見ると…バラつきがあるんですよ。
100万とかならいいかもしれませんが、400万とか500万とか
あったりします。
不思議ですよね。
高価なところは、ぼったくろうとしているのでは?
とさえ、感じてしまうくらい価格が違います。
実は、ここに罠が潜んでいるのです( ;∀;)
住宅業界の闇に片足を突っ込んだような話になるのですが。。。
先に結論を申しますと、安価な会社は標準仕様のレベルが最低基準なのです。
例えば…キッチンの商品を1番ランクのものに設定されていて…
ランクを2つ上げると、○十万円アップします!
というような仕組みになっているのです。
キッチンなどの詳細打ち合わせをするのは、住宅会社をほぼ決めてからになるため
どうしようもないですよね。。。
外壁を塗り壁にしたいです!
と言えば、会社によっては2~300万アップしますと言われるかもしれません。
1番ランクが低い外壁材と比較すると、塗り壁はそれほど高価な素材。
さらに、もっとこだわって、塗り壁材の1番汚れが付きにくい最高レベルの材料を。。。
ともなれば、どうなるのでしょうか?
考えたくありませんね。
塗り壁材にも、安価な材料から高価な材料までありますから。
そんなオプション項目が、山のようにあるわけです。
お客様の立場からすると、低いところからグレードを選べていいじゃん♪
と思われるかもしれませんが…真逆です。
実は、こちらの方が間違いなく高価になります。
断言できますね。
オプション項目数が多い上に、材料費と人件費が高騰しているので…
オプション金額がすごいことになります。
最初の価格設定で含んでくれていた方が、よっぽど安価なのです!
一生に一度の家づくり…最低ランクのものは、どれも気に入らないものばかりだと思います。
アパートと同じか…それ以下のものもあるかもしれません(>_<)
提示価格の裏には、そんな闇があったのですよ。
エコーアートの標準仕様の基準は…
エコーアートで建ててくださった方は、どの家もエコーアートらしい家になる
というのが1つの基準になっています。
外壁塗り壁の汚れが最もつきにくい材料を標準仕様として
キッチンは木製キッチン。
1,2階は無垢材のパインフローリング。
耐震等級3、断熱等級6(GX住宅の160万円の補助金をもらえる性能)も標準。
制振装置(令和6年能登半島地震において、採用した1035棟のうち、全壊半壊0)
(あまりお勧めできない制震装置もあったりしますのでご注意を。)
恒久的な透湿防水シート
(劣化するシートも多々あるため注意が必要。結構、静岡県西部でも未だに多く採用されています。)
その他、書ききれないので、弊社ホームページ内で標準仕様をまとめた、こちらをご覧ください。
エコーアートは、素直なのでw
良質な標準仕様を含んだ価格をそのまま提示しています。

価格だけ見ると、高く見えてしまうかもしれません。
外壁をガルバリウム鋼板にすれば、価格は大きく下がります。
しかし、エコーアートらしさがなくなってしまうのも事実。
(ガルバリウム鋼板も折り方や縦葺き、もしくは横の段葺きでも価格が大きく違います。)
何も知らない方が、価格だけ見たら高いと思われるかもしれませんが…
やはり家づくりに予算は重要な割合を占めるので、そこは素直に記載しております。
何社も家づくりの話を深くすることはできないので…
信頼して頂くしかないというのが現状でしょうか。
「家づくり、こんなはずじゃなかった」という思いをされるのが1番あってはならないことなので。
ちなみに、大手ハウスメーカーはほぼ家の価格を提示しません。
理由は高すぎて、お客様が来なくなってしまうから。
SNSで見る、大手ハウスメーカーの価格は、仮に32坪の大きさだとすると
エコーアートの価格から、+1000万円~1500万円くらいのようです。
うーん…住宅業界は今後どのような方向に向かうのでしょうか。
中古住宅やリフォームという方向に向くのは分かっているのですが…
注文住宅に関しては、僕もちょっと分かりません(゚Д゚;)
ただ1つ言えることは…どんな状況になったとしても
エコーアートにご依頼を頂いたお客様を向いて、真摯にまじめにコツコツ
家づくりをしていくということ。
まじめにコツコツだけど、お客様と一緒に楽しむことを忘れずに♪