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2024.02.05
色見本のサンプル作成
こんにちは!
現場打ち合わせって、やっぱり大事だな~と思いました
エコーアートの袴田です(^0^)
現在工事中のヴィンテージstyleの家において
昨日は、現場打ち合わせにて諸々決まりました。
明日のブログは、その様子をお伝えしますね!
本日は、その前段階であります、サンプル作成のお話。
皆さんは、家においてインテリアをコーディネートするとなると
何をどんな風に、どんな基準でコーディネートすると思いますか?
少し考えてみましょう!
基本のコーディネート術は、フローリングの色を基準とした
内装色を決めるところがスタートなんです。
現在、工事中のヴィンテージstyleのお宅は、フローリングが
エコーアートの中では、ほぼ前例のない
アメリカンブラックウォルナット材。。。
以前、ブログでアップさせて頂いた写真ですが…
アメリカンブラックウォルナットのフローリングは
上記写真のように濃い茶色なんです。
ということは、基準となる内装色もおのずと濃い茶色になります。
実は、濃い茶色を内装色で出すというのは
意外に難しいのです。。。
内装用の自然塗料において濃い茶色を出すのは、特に難しい(>_<)
私も必死で考えて、かつ塗料屋さんにも相談しました。
結果、某メーカーの塗料に行きついたわけですが…
やはり、サンプルを作成してみないと何とも言えないのが現状。
早速、サンプル作成のために少しだけ塗料を購入しました。
ちなみに、この塗料は海外製品。
色の名称はお伝えできますが、塗料の名称は企業秘密です(*’▽’)
では、早速サンプルを造っていきます。
その前に…
塗料は、どんな塗料も顔料が沈殿しているので
必ず混ぜます。
そして、下記写真の材料に3色の色を着色していきます。
パイン(松)、ツガ、杉にそれぞれ着色していきます。
マスキングテープで区切ったところで色を切り替えます。
そして、各材料の裏は、このようになっているという。。。
後で見返してもどの色か分かるように、しっかり色を記載。
これ、サンプルを造る上でとても重要です。
では、いざ着色へ。
着色をするとこんな感じになります。
白い矢印が3本ありますが、これは何を意味するかと言うと…
横一列は、同じ色を着色しているということ(>_<)
パイン、ツガ、杉の下段は、同じ色で着色しているという意味。
着色が完了したものを見比べると…
樹種によって、でる色が違いすぎませんか(笑)?
これが塗装の難しいところ。
そして、フローリングに一番近い茶色は、どの茶色でしょうか?
写真だと分かりにくいかもしれませんが
サンプルを造ったことにより、私の中では答えが出ました!
サンプルを造らなければ、分からなかったでしょう。
ということで、一つホッとしました(笑)
このような経験の積み重ねが、家のクオリティーを上げていく
要因になっていくこともお忘れなく!
かわいい家やカッコいい家をずーっと造り込んでいくことで
クオリティーが上がっていくように感じるのは
そのようなところが大きな部分でしょう。