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2024.06.18
建設業界の問題点
こんにちは！
大雨を良いことに１日事務所に籠って
事務仕事に勤しんでいたエコーアートの袴田です(^0^)
やっと事務仕事が解消されつつあります！
次の現場が着工する前に、お待たせしてしまっている
お客様の間取りを考えねば。
本日は、建設業界の問題点について書いていきます！
皆様の仕事の業界においても何かしら問題点はあると思いますが…
建設業の場合、シャレにならない問題があります！
何かと言いますと…「職人不足」です！
他にも、多々大きな問題点はありますが、これが１番厄介(>_<)
もう、待ったなしの状態( ﾟДﾟ)
職人不足の原因は、高齢化と若い世代の職人のなり手が少ないから。
職人さんのメリットは、７０歳を過ぎても働けること。
一般企業に勤めると、６０歳で定年→再雇用で給料を半分にされて
６５歳までしか働けない…ということがほとんど。
福利厚生はありませんが、何歳まで働くか自分で決めることが
できるのです！
働ける時期を自分で決めることができる職人さんですが…
ここ数年で一気に廃業してしまって…
明らかに職人さんが少なくなりました！
エコーアートの職人さん集団は…
比較的若い方４０代、５０代の方が多いのですが
実は、７０代の方達もおりまして…
今年、一気にその方達がやめるとのことで…
タイル屋さん、左官屋さん、板金屋さんが変わりました！
何とか、３業種の職人さんは見つかりましたのでご安心ください。
職人さんにもいろいろな職人さんがいます。
丁寧な人もいれば、雑な人もいるのが事実。
人間なので、仕方がないのですが。
適正価格でしっかり丁寧にやってくれる職人さんを探すのは
本当に大変で…職人さんなら誰でもいいわけではないんですよね。
職人は、職人の業を知る…ではありませんが
職人さんに紹介してもらうのが１番間違いがないということで
職人さんを通じて、紹介してもらいました。
ちなみに、エコーアートで５３年働いてくれた専属の社員大工さんが
いたのですが、年齢的なことと、老眼で細かい数字が見えにくかったり
という理由で引退されました。
２０２０年のことです。
めっちゃ細かい仕事を楽しそうにやる大工さんだったのですが…
今は、元気にしているかな～(>_<)
これが親方…あっ、鉛筆使ってます(笑)
若い世代の職人のなり手が少ないのは…
労働環境が良くないからでしょう。
３Ｋ(汚い、キツイ、危険)と言われているのが原因でしょう。
大手で安定的に生活できるのが、理想の暮らしだとすると
建設業は真逆ですからね(笑)
少し調べてみたところ、「新３Ｋ」というのもあるらしく
給料、休暇、希望の３つみたいです。
この新３Ｋを上手く仕組化できればいいのですが。。。
現状、日本全国で、２０代の大工さんは３０００人以下という調査結果を
見たことがあります( ;∀;)
左官屋さんやタイル屋さんに至っては、もっと少ないと思います。
現在は、大学に進学する子が多いと思います。
大学を卒業して、職人をやる子は…いないですからね。
ちなみに、エコーアートでは２０代の大工さんは２人知っています！
こんな背景から何が分かるかと言いますと…
数年後の高齢の職人さんが廃業することも考慮すると
将来、職人さんの取り合いが発生して
職人さんへの単価が上がる→家の価格が高くなる！
ということが考えられられます！
また値上げの話か～って感じですよね。
もうこういう話はお腹いっぱいですよね。
僕もしゃべりたくなくて、口がいっぱい(笑)
結局は、全てお金に繋がってしまうのです(>_<)
ここ数年は変わらないと思いますが…５年後１０年後は
どんな未来が待っているのか…
明るい未来は待っていない気がする。。。
ちなみに、今２０～３０代で職人さんになると重宝されますよ(^0^)
ちょっと厳しい話もありますけどね(+o+)