Staff Blog

2024.04.17

レベル測量での出来事

こんにちは!

最近ブログが更新できず、罪悪感いっぱいの

エコーアートの袴田です。

ブログができないだけで罪悪感って…

ちょっと感覚的にヤバいですよね(笑)

それくらい、去年1年でブログのことを

やらないと…って叩き込まれたってことです。

ブログが出来なかった理由は、忙しかったから(笑)

と言っても、今までが暇だったわけではないんですけどね。。。







本日は、だいぶ前の話になりますが、書いていきたいと思います。

約3週間前の話です(笑)

現在、工事中のヴィンテージcafé styleの家の基礎工事が完成した時のお話。

まずは、完成した基礎の写真をご覧ください!

うーん、キレイな基礎に仕上がりました♪

写真の画角もパーフェクト…自画自賛の写真です(笑)

いつも基礎が完成したタイミングで、エコーアートでは

基礎の天端レベルを毎回必ずチェックします!

こちらのお宅は、この写真を撮った前にレベルチェックは行ったのですけど。。。

このレベル測量も、何度かブログに書いていること。

レベル=高さです。

仮に、基礎の天端の高さが仮に8mm違うとすると…

どこかの工程で調整はできるものの

そのまま建ててしまうと、8mm傾いた家になってしまうということ。

レベル…超絶重要です。

ですが、このレベル測量はほぼどの住宅会社もやっていないという。。。

別の工程で何とかすればいいや。という考え方が多いようです。

さて、このレベル測量ですが…

今回はいつもとちょっと違うことが起こったんです(>_<)

最初は、良い具合で基礎屋さんと2人で測量していたのですが

何か数字がいつもと全く違うんです。

通常、3mm以内の誤差が許容範囲のレベルなのですが…

何回測っても、6mm、7mm違うところもあり。。。

これは、どうしようと悩んでいました。

でも、人間の目を基礎の天端の高さに揃えて見ても

そんな誤差(6mm、7mm)もないのです。

うーん…と思った時に、過去に1度だけ

スタッフという目盛りが縮んでいたことが

あったことを思い出しました。

この棒、伸縮させて使うんですよ。

こんな感じに伸縮するんですよ!

それで、スタッフのねじを1度緩めて

伸ばしてみたところ…

カチッといって、数mm伸びたんです。

あぁ~原因はこれだったのか~と基礎屋さんと2人で

ホント良かったわ~と一息つきました(笑)

本当に、6~7mmレベルが違ったら、大変でしたからね。。。

ということで、もう1度最初からレベルチェックのやり直し。

次は、スタッフの伸縮にも注意して、めっちゃ確認しながらやりました!

その結果、レベルは精度抜群♪

許容範囲内より良い、誤差2mmでした(^0^)

改めて、2人でホッと一安心(笑)

どれだけ安心するんじゃ~。

ということで、無事に基礎工事が完了しました!







3週間前の話を今するのは…現場ではアクシデントは

付きものだということをお伝えしたかったから。

その時に、どのように臨機応変に、そして冷静に対応できるか

どのように原因を突き止め、どのように納めるか。

この辺りの対応がどんな業種においても大事だと思うのです!

建築では、それがとても顕著に現われます。

図面上だけでは分からないことなどもあります。

それらを乗り越えて、1棟1棟の家が完成していくのです♪