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2025.10.23
農地に家が建てられなくなる?
こんにちは!
本日、度肝を抜かれる出来事があったエコーアートの袴田です(>_<)

度肝を抜かれたことが土地についての内容だったので…
度肝ぬかれブログを書きたいと思いますw
昨日のブログの最後に書いた内容は、また後日ですかね~!
本日、土地購入に向けて動いているお客様のことで不動産屋さんと電話をしている時に
事件は起こりました( ゚Д゚)
「大規模も来年辺りにはなくなりますしね~!」と不動産屋さんが言いました。
?? っえ? どういうことですか?と僕。
大規模とは…大規模既存集落という名称で、浜松市、磐田市、湖西市での独自ルールのため
静岡県西部地区を出ると、意味が通じない話になってしまいます。
大規模既存集落とは…市街化調整区域に20年以上住んでいる人にしかない権限で
20年間住んだ学区の市街化調整区域の大規模既存集落者向けの土地を安価に購入できる
権利のこと…いや、特権のことw
地目が畑なので…段違いに安価で販売されているのです。

言葉の正確な意味を調べたら、利権でしたw
大規模の土地の目的としては、安価に土地を購入できるので、それをもって地元に帰ってきてもらおう
という想いがあるようです。
大規模の土地は、基本的には農地であり、青地(宅地にするのに8カ月~1年を要する土地)です。
厳密に言うと、青地を宅地にするには、除外申請(例年2月最終週~3月1周目、8月1周目~2周目)の
年2回の受付期間以外は、除外申請を受け付けていないのですが…
浜松市の旧北区と旧西区では、2026年2月の除外申請を最後に、今後8年間
除外申請の受付をしない、ということなのです。
(ここは不動産屋さんが言っていたことで、役所には確認を取れていませんが…。時期に誤りがある可能性も。。。)
理由は、三方原水系の畑管の整備?が2027年度に完了するかららしい。
理由の意味がいまいち分からないのですが…
とりあえず旧北区と旧西区では、除外申請は2027年2月が終わってしまうということ。
例外を除いては、8年間、除外申請を提出できないとのこと。
例外とは…受水地(除外申請該当地)が三方原用水以外の水を受け取っていれば除外申請は出せるのだとか?
この辺りは、ほぼ三方原用水の水がいっているそうですけどね。。。
ちなみに、除外申請を出せなくなるので…
土地を所有していても、土地から購入するにしても、どちらも受理してくれなくなります。

不動産屋さんとの電話を終えた後、いつも除外申請を出してもらっている工務所の方に確認すると…
「いや、私も聞いたことがないので、市役所に聞いてみますとのこと。」
すぐに折り返しの電話があり「市役所の回答も、除外申請は受け付けなくなるとのこと。」でした。
ほぇ~マジだったのか。。。
ちなみに、ネットで調べましたが…掲載されているところは見当たらず。。。
では、旧東区と旧南区はどうかというと…
2027年8月の除外申請までは受け付けてくれるそうですが
それ以降の除外申請の受付は、15年以上先になるとのことw
15年とか…もう、笑うしかありませんけどw
今、中学生の子が家を建てるくらいな感じの時期じゃないw?
15年の理由は、東区と南区は天竜川〇〇水系らしく…三方原用水が完了したら
次は天竜川系の工事に着手するから…とのこと。
こちらも、理由が意味不明。。。
でも、東区と南区も2027年8月を最後に、除外申請はできなくなるっぽいのです。
市役所の専門部署の方が言っていたとのことです。
上記のことから、浜松市では除外申請ができなくなるというわけです。
旧北区と旧西区では8年後、旧東区と旧南区では15年後まで。
旧浜北区や旧天竜区は…分かりませんw
ショックを受けすぎて、そっちまで聞くのを忘れました(>_<)
エコーアートでは、ここのところ連続して除外申請を提出して
家づくりをされた方が多数いらっしゃいますし、もうすぐ除外申請が下りてきて
着工に向けて…という方もいらっしゃいます。
それくらい、恩恵のある除外申請が出せなくなると…お客様も住宅会社も
厳しいものがありますね(゚Д゚;)
でも、まだ2027年2月があります。
お知り合いの方で、除外申請から家づくりをお考えになられる方がいらっしゃいましたら
このブログを熟読するようにお伝えくださいw

その後、どのように動かれるかはその方次第…ということになるのですが( ;∀;)
一生に一度の大きな買い物である家が、申請1つに左右されるなんて辛すぎますけどね。
っというか、市役所はもっと早くみんなが分かるように告知して欲しい。
…あっ、磐田市と湖西市は今まで通り、普通に除外申請は受け付けてくれるそうですw
以上、度肝ぬかれブログでした(>_<)