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2025.12.15
納まりとは?
こんにちは!
妹が関東にいるエコーアートの袴田です(^0^)

今日は、妹が絡んだ話をブログにしますw
妹の話ですが、建築のお話なのでしっかり伝わるように書きたいと思います!
本日、朝突然妹からLINEがありまして…
これって普通なのかねー?という内容でした。
と言いますのも、妹は関東にいまして、今年関東でマンションを購入し
今現在、購入したマンションをリノベーション中とのことでした。
関東のマンションは、現在高騰の一途を辿っており…
あいつスゲーなーと思っている兄でありますw
リノベーション工事も終盤らしく、昨日妹の旦那さんが現場に行ったそうなのですが
とても違和感がある仕上がりだった部分があったそうで…
その相談の連絡でした。
そこで送られてきた1枚の写真がこれ。。。

キッチンパネルの端を7mm出すという仕上げになっていたそうですが
これが違和感しか感じないらしく、相談の連絡があったというのが今日のブログです。
上の写真の白い矢印部分のこと。
良いお話を提供してくれてありがとう、妹よ!
ちなみに、キッチンパネルの端を出すような事柄のことを、「納まり(おさまり)」と言います。
キッチンパネルに限らず、現場では、さまざまな部分で「納まり」を考えなければなりません。
納まりの1番の根幹は、誰が見ても変に感じないこと。
自然に感じられるような納まりとすることを、僕は1番に考えています!
納まりに決まりは、ありません。
そこを考えると、建築素人である妹が「これは変」と感じるのであれば
納まりとしては不合格なのではないかなと思います。
僕は、この7mmキッチンパネルが出るのも変だと思いますが
アーチ壁も変だと思いましたw
妹は、アーチ壁ではなく、角が丸い壁にしたようでそのようになってはいるから、これはこれでいいと…
僕からすると、ちょっと変かな~と思いました。
エコーアートで施工した感じとしては…こんな感じでした。


角の丸の半径も結構、大事なんですよ!
ちなみに、僕はこのお宅の時に原寸図(縮尺1:1)を3パターン(丸の半径を3パターン)くらい書いて
お客様に確認して頂きました。
話を元に戻します。

上の写真の白い矢印部分を巾木と言いまして…
役割としては、壁と床の取り合い部分に巾木を施工しますが
掃除機などをかけた際に、壁を傷つけないようにとの意味合いで巾木を施工します。
この巾木の切り口が見えてしまうので…とのことで
キッチンパネルを巾木の厚み分である7mm、壁から出して
巾木を納めようとした。というのがリノベーション会社の考え方のようです。
ちなみに、リノベーション会社は関東でも中規模くらいの会社で…
エコーアートとは比べものにならないくらい
大きな会社であることは間違いありません(>_<)w
ちょうど、本日、「青と質感にこだわったドーマーのあるかわいい家」において
キッチン施工をするため、偶然、職人さんと同じような話をしたところでしたw
タイミングが良いんだか悪いんだか…。
そこで巾木の納め方含め、こんな写真を送りました。

偶然、アーチ壁も妹の現場と同じというねw
まず、僕はキッチンパネルをアーチ壁より、あえて引っ込めました。

上の写真の白い矢印の巾木の切り口は、木ではないため塗装ができません。
塗装したところで、色が付かないので納め方としては別の方法を考える必要があります。
そこでエコーアートでは、こんな感じで巾木を加工して納めます。

コーナーを45度でカットして、トメ加工と呼ばれる方法で形づくりまして

このように、キッチン施工後に巾木を留めようと思っています。
恐らく妹の現場では、大工工事の最後に、この巾木を先に付けてしまったため
キッチン施工の際に、巾木の切り口をどうしようと思い、キッチンパネルで隠そうとした
というところではないでしょうか。
しかも、妹の現場は塗り壁仕上げだったため、余計具合が悪いのです。
この辺りは、監督の知識がなかったか気が利かなかったのか
監督の段取りが悪かったのは僕でも分かりますが…
大工さんが工期や予算に追われて、自分勝手に作業を進めてしまったのか
複合的な要因がいくつも重なって、このようなことが起こったと思われます。
これを直すとなると、どうなるの?と聞かれたので…
とりあえず、キッチンと吊戸棚を外して、キッチンパネルを外すのですが…
多分キッチンパネルには強力なボンドか両面テープが張られているので
下地がボコボコになってしまう可能性があり、結構、大事(おおごと)だとは伝えました。
年内に引っ越すそうなので…どうなるのでしょうかね。
明日、クリーニングの段取りになっているので…至急連絡をと妹に言われたので
上記のやり取りをしたのですが…結果報告の連絡は来ておりませんw
さすが妹w
リノベーションする前も、これってどーなの?
あれってどーなの?…これって止めた方がいいかなー?とか聞いてくるのに
何一つ、僕の意見を取り入れない奴ですw
まぁ、僕の意見としては…
結構築年数がいっているマンションなので、リノベーション自体反対派だったんですけどw
ちなみに、親父も妹の旦那さんもリノベーション反対派w
だから、聞き入れられるわけないですよね。
僕としては、妹の現場のような納まりはやったことがありませんが
ちょっとの気配りや配慮、職人さんとのやり取りでどうにでもなってしまう場所でもあります。
これは、エコーアートに限らずどこの工務店やハウスメーカーでも起こりうること。
エコーアートの場合は、大工さんやキッチン屋さん、クロス屋さんは同じ職人さんが施工しているため
分かってくれていますが…
どんな職人さんがくるか分からない場合は、往々にして起こりうることです。
気が利かない職人さん、自分勝手な職人さんもいるのは事実なので。。。
あとは現場監督の裁量です。
これって変じゃない?的なSNSの投稿、実はよく見かけますw
ちなみに、本日「青と質感にこだわったドーマーのあるかわいい家」のキッチンは
こんな感じで据付が完了しました!

キッチン背面のタイルの数量が足りなかったみたいで…歯抜け状態ですがw
ナチュラルカラーの優しいテイストのキッチンになりますね…これは♪
妹からは、「おぉぉぉ、プロの仕事や!w」ってLINEが着ました。
なんで関西弁やねんw
今日は、兄妹ブログでしたw
最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。
次回ブログもお楽しみに♪