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2025.01.01

ロフトの理由

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

今年も、昨年同様みなさまの家づくりのお役に立てればと思い

常に新しいことにもチャレンジしていきたと思います。

建築に至っては、2025年4月に建築基準法の法改正が行われ

地震に対して、そして省エネルギーに対しての基準が厳しくなります。

2024年まで建てれていた家が、2025年4月以降は建てれなくなるという

よく分からない現象がおきます(>_<)

エコーアートの家は、基準を大きく満たしているのでほぼ変わりませんが。。。

建売住宅には影響大であり、価格も大きくアップになってしまう可能性があるのではないでしょうか。

大変な2025年になりそうですが、昨年同様全力で頑張っていきますので

引き続き、よろしくお願い致します。







昨年のブログで、現在工事中のお宅のロフトを設けたお話を書きましたが、覚えていますか?

昨年の11月末のことなので覚えていないですよねw

僕もかすかに覚えているくらいです。。。

お忘れの方はこちらをご覧ください。

現在、工事中のお宅であるアメリカンヴィンテージstyleの家にはロフトがあります!

というお話です。

さて、このロフトですが採用したのには明確な理由があります。

実はこちらのお宅、蓄電池システムを採用しておりまして…

パワーコンディショナーやその他諸々の機器が通常ですと、外部に付くことなりまして!

ただ、このお宅の建築地が、海から近いわけではないのですが…

海に通じる大きな川の近くでして、塩害仕様の蓄電池システムを採用しなければならず

その塩害仕様の蓄電池が、通常の蓄電池に比べて高価過ぎまして…

だったら、費用は掛かるけどロフトにしてそこに塩害仕様ではない標準の蓄電池を

置こうということになり、ロフトを設けました!

ロフトには、蓄電池以外のものもたくさん置けるので、こっちの方がだいぶ便利なのです♪

明らかにロフトを造った方が、費用対効果が高いので即決で採用しました!






ロフトは、こちらで広い視野をもって提案させて頂きました!

ロフトのご要望は、お客様の中にはありませんでしたが、臨機応変に検討すると

これがベストなのかなと思いまして。

この辺りは、家づくりのパートナーの力量によるものと思います。

エコーアートはロフトを提案しましたが…

他の住宅会社では、他のもっといい提案ができるのかもしれませんし

何も考えなければ、蓄電池をそのまま塩害仕様で発注したかもしれません。

こちらのお客様は、「収納」ということをおっしゃっていたのでロフトがピッタリでしたが

収納は不要というお客様には、ロフトは不向きかもしれません。

どこに焦点があるか…お客様と1番接している担当者が分かっていることでしょう。

トータルで考えて、ロフトがピッタリだったのでご提案したというところです。

ロフトの隅に、蓄電池システムが取り付くようにベニヤをあらかじめ設置。

ここに蓄電池システムを壁付します!

機器には離隔というものがあり、〇cmは上下左右離しなさいという決まりがあります。

放熱するための離隔、メンテナンススペースとしての離隔など理由はさまざま。

これらも事前に確認した上での設置スペースです。







ただ、この状態にするには実はだいぶ大変でした(>_<)

蓄電池の機器は、実は重いもので40kg、軽いものでも25kgはあります。

これをロフトに上げなければいけないという。。。

ということで…

これらの機器を…

こんな梯子をかけて…

大の大人4人がかりでロープを使って上げました!

この辺りは、段取りが全てですね。

だいぶ大変だったと思いますが、ありがとうございました。

ここまで機器類を運んでくるのも大変そうでしたがw







家づくりは人それぞれ、正解が異なります。

多くの方に万人受けする正解があるのも事実ですが

そのお客様にだけ合致する正解がるのもまた事実。

ネットやSNSをたくさん見るのも良いですが、全てを信じると

後で後悔することもきっとあるでしょう。

今年、家づくりをされる方は、情報を精査しつつ、存分に家づくりを

楽しんで頂けることができればと思っております!