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2024.03.31

施工には全て意味がある

こんにちは!

久しぶりに静岡市まで半日で往復したら

結構疲れたエコーアートの袴田です(>_<)

帰りにサービスエリアでラーメン行って

帰路のお供に甘いコーヒー飲みながら帰ってきました(笑)

一体、何しに行ったんや~って感じですかね。。。

また、今日のことは、後日ブログに書くのでお楽しみに~!







本日は、施工中の一コマをピックアップします。

先日、磐田市の注文住宅の現場、ヴィンテージcafe styleの家では

基礎工事が完了しました!

本日のブログでは、完了する直前に現場で行った

基礎屋さんの作業にスポットを充ててみたいと思います。

ちょうどこの日は、玄関ポーチの土間部分を打設したところでした。

最後に基礎の天端レベルを測りにいったところ

ちょうどコンクリートを打設し終えて、2時間くらい経ったところに

僕が現場に行ったようです!

コンクリートは、1度打設した後、金ゴテで押さえるのですが…

その後、さらに時間を空けて、乾ききる前に

もう1度、金ゴテ押さえするのが基本。

トータルで2度、押さえるのがベーシックになります。

2度押さえた後…

基礎屋さんがホウキで何やら跡を付けています。

せっかく綺麗にコンクリートを押さえたのに

なぜか跡を付けているんです。

跡を付けた後の土間コンクリートはこんな感じ。

跡の付け方はキレイですが…しっかり押さえた方がキレイでした。。。

なぜ、キレイに仕上がったのにも関わらず

上の写真のように、跡を付けるのでしょうか?

理由は、この上にタイルなり、モルタルなり…

お引渡しまでに、何かを施工することになるのですが…

その施工するものと、玄関ポーチの既存のコンクリートが

「しっかり接着するから。」というのが理由です。

コンクリートの押さえがキレイなままよりも

何かしらの跡が付いていた方が、接着が強く効くんです。

ツルツルの面に、モルタルを施工するよりも…

ザラザラした面に、モルタルを施工したほうが剥がれにくい

イメージがあると思います。

長い目で考えると、絶対的にザラザラさせておいた方が良いのです!

デメリットとしては、建築中のお掃除が大変…

というのはありますが…そんなことよりもお客様目線で考えると

剝がれにくいことの方が、比べ物にならないほど大事ですからね。







このように建築では、現場で何か不思議に思うことには

何かしらの理由が存在します!

今日のブログでは、基礎屋さんのコンクリートの押さえの話でしたが…

現場では山のようにこのような話はあります。

もし、現場で気になることができたら

現場にて担当者に聞いてみてくださいね(^0^)

建築は、本当に奥が深いので。