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2023.09.04
職人さん目線の段取り
こんにちは!
現場監督として心がけていることは
職人さんに迷惑を掛けない。
仕事のしやすい環境を作る。
エコーアートの袴田です(^0^)
建材を手配できていなくて
職人さんが作業できませんっていうのは
最低ですからね(>_<)
常に現場を見て、緊張感を持って
日々、仕事に取り組まなければ
必ずミスして、迷惑を掛けてしまいます!
毎日が、真剣…お昼休憩はほぼありません。
昨日同様、浜松市の注文住宅の
現場からお届けします!
本日は、イレギュラーなことをしましたので
そのことについて、お話です。
本日は、現場にてクロス屋さんが
下見と採寸に来ました!
測っているのが、親方で
採寸したのをメモっているのが娘さん!
親子で、やっているクロス屋さんです。
あっ、流行りの現場女子ですね(^0^)
こんな感じで、あっという間に採寸完了。
早い…慣れていますね!
いつもなら、この後、工程の確認をして
帰るのですが…こちらの現場は
1つイレギュラーなことがありまして
部分的に先行して、1カ所のみ
クロスを張ってもらいました(^0^)
リビングのこの部分だけ
先にクロスを張ってもらいます♪
写真は、クロスを張る前にビスや石膏ボードの
継手部分を平滑にしているところ。
こちらは、クロスを張っているところ。
なぜ、この高さで切っているのでしょうか?
理由は…
クロスを張っている部分には
出巾が40cm以上の
造作テレビボードを造るから!
テレビボードは、だいたい出巾40cm程度ですけどね。
テレビボードを造った後にクロスを張るには
狭いし張るスペースも小さいので…
キレイにクロスを張れません。
よって、造作テレビボードを造る前に
部分的に、クロスを張っておけば納まりが
良いと思ったので、このような手順で
段取りを組みました!
大工さんにも、造作テレビボード作製を
クロス屋さんが下見に来るまで、待ってもらい
下見の日程を調整しました。
これは、造作テレビボードの材料。
高さは≒40cm。
狭いので、塗装をするのも大変(>_<)
ということで、塗装も既に完了済み。
TVボードの形状にもよりますが
今回製作するTVボードは、扉がなく
奥が見える状態のTVボード。
サイズは異なりますが…
このような感じの造作TVボードを造ります♪
奥のクロス…張りにくい。
いや、張れないかもしれませんね。
職人さん目線で段取りを考えることにより
先行してクロスを張れば、また下見の際に
日程を調整すれば、クロス屋さんとしては
段取り良く進められるわけです。
大工さんも、他にやることがあったので
手待ちををしていません。
ただ、現場監督は職人さん目線のみでなく
お客様目線が最優先!
間に入って、全てをうまく回るようにする
力こそが、現場監督の力量だと思います。
そのためには、知識や経験が必須。
現場は、今回のようにケースバイケース
なところもありますからね。
常に、いろいろな目線で考えていないと
今回のことは、事前に気づけなかった
可能性も…。
やっぱり、毎日緊張感を持って…が
大事になってきますね!