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2023.11.16
捨てコンクリート
こんにちは!
午後の紅茶の「キャラメルラテ味」を
飲みまくっているエコーアートの袴田です(^0^)
まぁ、1日1本ってところでしょうか(笑)
あまり飲み過ぎると病になるので
そろそろ控えようと思います!
何事も、ほどほどがいいでしょう(^0^)
本日は、聞きなれない「捨てコンクリート」という
言葉を解説していきたいと思います!
ちょうど、袋井市のヴィンテージスタイルの家の
基礎工事において、昨日「捨てコンクリート」を
打設しましたので、現場の様子と合わせてどーぞ(^0^)
まず、捨てコンクリートとは…
その名の通り、捨てる意味合いのコンクリートです(笑)
そのままやんけ~と聞こえてきそうですが…
本当にそのままなのです。。。
白い矢印のコンクリート部分は、全て捨てコンクリートです!
業界用語では「捨てコン」と言われています。
午後の紅茶→午後ティー…みたいなものかな~(笑)
ちなみに、捨てるコンクリートなので…
鉄筋は入っておらず、強度も不要なコンクリートです。
では、なぜ「捨てコン」を打設するのでしょうか?
理由はコレ!
矢印部分に、うっすらピンクの線が見えますでしょうか?
このピンクの線は、型枠の墨になります!
そう、捨てコンは型枠の墨を打つために
打設するコンクリートなのです。
正確に型枠を組むためには、しっかりした消えない
墨を打たなければなりません。
ちなみに、このことは建築士や施工管理技士と言った
国家資格の試験問題としても普通に出てくる問題です。
この墨に沿って、基礎屋さんは型枠を組んでいくわけです!
ちなみに、下部分は墨でみて…
型枠の上部は、糸で見ます!
黄色の糸が、型枠とピッタリ揃っているのが
お分かり頂けると思います!
機械化が進む中、建築は未だに原始的なアナログで
施工を進めています!
いつの日か、機械化されてしまうかもしれませんが。
ヴィンテージスタイルの家では、こんな感じで基礎工事が
進められています!
明日からは、鉄筋を組んでいき
20日(月)には、ベース部分のコンクリート打設が行われます。
こちらは、基礎の構造部分に関するコンクリート打設なので
しっかりした強度が必要なコンクリートになります。
ちなみに、このお宅は12月12日(火)と13日(水)の
2日間かけて、上棟が行われます!
ヴィンテージスタイルのかっこいい家、お楽しみに♪