Staff Blog

2023.06.01

筋かい

こんにちは!

明日、現場の役所&第三者機関の検査に

設定してしまい、後悔しているエコーアートの袴田です(>_<)

超絶大雨の中、検査とは…

何日か前に設定しなければいけないので

天気が読み切れない部分はありましたが

仕方ありません(-_-)

明日は、天竜川沿いを走るので

どのくらい水位が増すか見てみようと思います。

天竜川含めて、その他の川も氾濫しませんように。

明日、磐田市の注文住宅の現場において

役所(中間検査)&第3者機関(構造躯体検査)があるため

所定の位置に所定の金物が付いているか?

所定の向きに構造材が入っているか?

など現場にて、全数チェックしてきました(^0^)

確認内容に、本日のタイトルにもある

「筋かい」という部材があります!

筋かいとは、下の写真のような斜めに入っている部材。

あぁ~これね、何か見たことあるわ!

って方もいらっしゃるかもしれませんね。

本日は、この「筋かい」にスポットを当てたいと思います!

「現場ブログ」ですね。

先ほどから「筋かい」と書いておりますが…

「筋交い」「筋交」「筋違い」などとも表されており

どれも正解です(^0^)

僕的には「筋かい」と書くことが多いかな!

理由は、画数が少ないから(笑)

こういうところで楽をしないとね(‘ω’)

この筋かいですが、以前「構造用面材」のブログを

書いた際に、壁倍率の話をしましたね!

「構造用面材」のブログはこちら♪

エコーアートの仕様では、「構造用面材」では

壁倍率2.5倍という仕様でした!

上の写真の「筋かい」は、壁倍率が2倍になります!

ただし、しっかり2倍として計算するには…

写真の矢印部分の金物が重要になってきます♪

このような金物…こちらは「タナカ」というメーカーの

リベロⅡという商品(金物)になります!

文字が反対になっているのは…

取り付ける場所によっては、反対向きに使用することもあるから。

汎用性を持たせるためですね♪

おぉ~金物にいろいろ書いてありますね!

もう少しアップで見てみましょう♪

読みにくくて申し訳ありません。。。

壁倍率2倍として使用するには

筋かい寸法=45ミリ×90ミリの筋かいで壁倍率2倍確保。

また、90ミリ×90ミリの筋かいは、壁倍率3倍

とすることができます!との記載が。

エコーアートの標準の筋かい=45ミリ×105ミリなので

多少は、壁倍率2倍よりもあるのかな?と思います!

筋かい45×105の算定はないため、2倍となります。

ただし…

このように、ビスの長さや種類に決まりがありまして…

ビス長さ=45ミリ×6本留め

ビスの穴は、9カ所開いているけど

留めないでくださいね、ということ。

穴が多く開いている理由は、どんな場所にも留めれるように

汎用性を持たせているから。

この写真のように、具合の良い位置にビスを留めれない

場所もケースバイケースで出てくるので…

汎用性が大事になってきます。

最後に、こちらをどうぞ!

おぉ~筋かいが、たすき掛けになっている♪

これは、片方だけの筋かい(今までの写真の筋かい)2倍×2本なので…

壁倍率4倍として計算されます!

さすがに、強そうですもんね。

ちなみに、壁倍率1倍とは…

木造の筋かい:15ミリ×90ミリ=1本のことを言います。

それの2倍や2.5倍、4倍の強さとして

壁量が計算されていくのです。

雨が強くなってきました。

本日は、安全第一の運転で。

何事もなく、この大雨が過ぎ去ってくれることを

願うばかりです。