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2026.02.04
耐震等級3
こんにちは!
服のポケットが破れてしまったエコーアートの袴田です(>_<)

普段、現場に行くときは軽トラックで出動しているのですが…
軽トラックのフック部分にポケットが引っ掛かって
ビリッ…みたいな。
何回かやったことあるのですが、結構ショックで。
本日は、「耐震等級3」というタイトルでお伝えする現場ブログです!
こんなこと、当たり前にやっているだろ~ってことが
実は、しっかりできていなかったーみたいな内容ですので
最後までご覧くださいね!
まずは、耐震等級についてから。
耐震等級1、2、3とあり、日本では耐震等級3が1番強いとされています。
阪神淡路大震災クラスの地震の1.5倍の強さにも耐えうるのが耐震等級3。
学校や病院などの施設が建てられているのが、耐震等級2。
耐震等級1は、数百年に1度の大地震(震度6~7クラス)でも倒壊しないレベルの強さ。
ざっくりの認識はこんな感じのイメージです。
エコーアートでは、東日本の震災以降から耐震等級3を標準仕様としております。
最近では、耐震等級3を標準としている会社も多いと思います。
私がここで言いたいことは何かというと…
構造計算上は、耐震等級3であっても実際は耐震等級3ではない可能性が
あるということをお伝えしたいです。
その答えは現場にあります。
順を追って見ていきましょう。
ちなみに、本日のブログは耐震等級3ではないかもしれない…という一例です。
先日、ブログで書いた「耐力壁」のこと。

こちらは、構造用面材という板状のもの。
上棟後に、すぐに張られる板になります。
この板状のものを、張られている面は「耐力壁」になります。
と言っても、窓が付けられる部分は「耐力壁」とみなされませんが…
施工の都合上、構造用面材を採用する場合は
全ての面に構造用面材は張られます。
構造用と言うだけあって、構造計算にはもちろん入っている面材です。

エコーアートでは、この「ハイベストウッド」と呼ばれる構造用面材を
採用することが多いです。
さまざまなケースがあるため、一概には言えませんが。。。
このハイベストウッドを採用している会社も、多いと思います。
もちろん、他の種類の構造用面材を採用している会社もあります。
ポイントはここから!

ハイベストウッドにはこんな表記があります。
どういう意味か?
N50もしくはCN50の釘で打った場合は、周辺部10cm間隔、真ん中20cm間隔で
打てば、壁倍率2.5倍とみなせます…ということ。
N65もしくはCN65の釘の場合は、4.0倍とみなせます。ということ。
2.5倍、4.0倍というのは、建物全体で考えられるため
必ずしも大きい方が良いというわけではありません。
エコーアートでは、2.5倍で構造計算をしております。
ちなみに、N50…在来工法用の5cm長さの釘、CN50…2×4工法用の5cm長さの釘のこと。
N65とCN65は、長さが6.5cmということ。
また、こんな表記もあります。

横の継手は、2ミリ隙間をあけてください。ということ。
クリアランスが欲しいということですね。
大臣認定の仕様を受けているので、この辺りを守って性能値が発揮されるということ。
構造用面材を張るマークがどのお宅の図面にも記載があります。
そこは、所定の釘を打ち忘れることなく打たなければいけません。
問題はここです。
釘の打ち忘れ。。。
実はこれ、結構あるあるなんですよ!

10cm間隔というと、こんな間隔で打っていかないといけません。
打ち忘れている箇所があって、仮にその次の工程にいってしまうと…
次の工程は、透湿防水シートというシートが家全体に張られる工程で。
釘の間隔や打ち忘れがないか…シート施工後は見えなくなってしまいます(‘ω’)
釘の間隔がルールより広かったり、打ち忘れがあった場合は
その時点で、耐震等級3ではなくなり、瑕疵になってしまうと僕は思っています。
大工さんも人間です。
釘の打ち忘れは、必ずあるもの。
エコーアートでは、大工さんが構造用面材を施工後
僕が釘の打ち忘れや間隔などを全面チェックして、釘もその場で
打ち足しています。
掛かる時間は、約1時間~1時間30分くらい。
この、釘ピッチの確認をせず、次の工程にいってしまう住宅会社さんは
実は結構多いと思います!
気付けば誰でも釘は打ち足すと思いますが…
しっかり施工した気持ちでいるのと、1カ所ずつしっかり確認したのか?
では、全く違いますからね。
しかも、作業中に足場を登ったり、降りたりしながら釘を打つわけです。
作業中に別の行動を挟むと、意識が変わりやすくなるのも人間。。。
また、他の住宅会社の大工工事をしている大工さんから聞いたのですが…
そもそも、現場監督もそのタイミングで動けないこともあるし
来ないことも普通にあると聞きました。
うーん…闇深い。
ちなみに、第3者機関にチェックの依頼をしている会社もあります。
それはそれで解決方法としてありなのですが…そもそも監督がやれば
第3者機関に費用を払わず済みます。
その費用はお客様から頂いているお金に含まれているので…
第3者機関に頼らずにお客様に還元できる方が、お客様想いだと
個人的には思ってしまいますし、監督自身がしっかり正しい知識を深めれば
問題ない話だとも思います。
ちなみに、冒頭でも書きましたが、これはほんの一例です。
他にも、構造のことはいくつもありますので(+o+)
簡単に「耐震等級3」ですと言っても、全て100%の施工をして
耐震等級3になります。
現場は、それほど大切なのです!
明日はこの構造用面材の釘ピッチを確認する日!
では、次回ブログもお楽しみに~(*^^*)