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2025.10.30

建物の位置出し

こんにちは!

昨日今日と2日間、上棟でちょっと疲れ気味なエコーアートの袴田です(>_<)

まぁ、夏の上棟に比べると全然楽なんですけどねw

夏場は、暑さがエグイですから(>_<)








一昨日、今週末に地鎮祭を執り行うお宅の建物の位置出しを行ってきました!

建物の位置出し=地縄張りですね。

地鎮祭の時に、建物の配置を確認するのが通例でして

いつも地鎮祭の前に、地縄張りを行っています。

では、早速地縄張りの様子をご覧ください!







まず最初は、持ち物の確認からw

図面に、スチールテープ×2本、スプレー、5寸釘、PPヒモ。

たったこれだけですw

しかし、この中に重要な要素もあったりしまして…

スチールテープを2本準備することと、スプレーは必須アイテムです(^0^)

理由は後ほど。

では、まずは隣地境界線を出します!

境界杭に、隣地境界線のテープを張ります。

境界杭の角が境界だよっという印があり、そこから境界線を表わします。

こちらのお宅は、ガレージがあるため、先行してガレージの地縄を出しました!

こんな感じのガレージになります!

ちょっと大きめの車2台分のガレージです♪

そして、次はいよいよ住宅。







まずはこちらをご覧ください。

建物は、長方形や正方形といった四角形を基本としています。

円形の建物もまれにありますが…ほぼ四角形です。

どのようにして、直角を出して、地縄を張るでしょう?

ここで役に立つのが「三平方の定理」です。

全員、中学校の数学で学んでいるはずw

X²+Y²=√X²+Y²…こんな公式がありました。

ルートを使う→平方根です。。。

ちょっと思い出しましたか?

建物の大きさから、公式に代入して斜辺の長さを求めると直角になります!

このような感じで計算した数値をスチールテープで合わせて

釘を打ち込みます!

打ち込んだ釘は、建物の隅になるわけです。

上の写真のようにスチールテープ2個を駆使して、建物の角を出していくわけですが…

敷地が大きかったり、敷地の土の状態だったりで

釘を打った位置が分からなくなることって、めちゃめちゃあるんですよ!

敷地内の釘を2分くらい探したことありますしw

それを防止する意味合いでスプレーを釘に吹きつけます!

建物の隅にあたる部分には、釘周りを〇で囲うなど工夫して

どの釘が建物の隅にあたるかを明確にします!

そしてできたのがこちら♪

白いテープが地縄になります!

敷地を大きく使った建物が建ちそうですね♪

こちらには、あっと驚くオシャレな家が建ちます!

施工がめっちゃ大変な家になりますが、それも含めて楽しみです(^0^)

ということで、週末の地鎮祭についてもブログで書きたいと思いまーす。

地鎮祭ブログもお楽しみに!