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2025.06.04

地下水位

こんにちは!

昨日、修行で東京に行ってきたエコーアートの袴田です(^0^)

修行というのは、本当の修行ではなく…

勉強に行っていたという意味w

流行りの例えです(*^_^*)

おもしろおかしく例えた感じ。

あまりお気になさらずに!







本日は、地下水位についてお話したいと思います。

地面の下を掘り続けるとどこかで水が湧き出てきます!

水が出始めた水位のことを地下水位と言います。

雨が降り、その水は地面に浸透していきますよね。

どこまでも…10Kmとか20Kmとか浸透してくれればいいですが…

そんな浸透してくれません。

川や湖、海の近くは、目に見えない地面の下で水が広がっているのです。

ですから、必然的に地下水位は高くなります。

ちなみに、水たまりができているところは、水がこれ以上浸透しないということ。

水たまり=地下水位0ということです。







一見、家づくりにはあまり関係のなさそうな地下水位。

僕がブログで地下水位のことを書くのには理由があります。

家づくりに地下水位は関係大ありなのですよ!

ケースバイケースですが、お客様の出費が増えることもあります(>_<)

どのような時かというと…一番多いのが「浄化槽据え付け」の工事の時。

浄化槽とは、下水道が通っていない土地の汚水・雑排水を処理する槽のこと。

厳密に言うと、浄化槽で汚水雑排水をキレイにして、側溝にきれいな水を放流するのですが。

浄化槽を据える際に、2mほど地面を掘ります。

その際に、水が出てくるケースがあるのです(゚Д゚;)

最初は、こんな感じで染み出てくる程度なのですが…

深く掘ると水が湧き出てきます。。。

こうなってしまうと、浄化槽を据え付けるところではありません。

まずは、掘ったところから水を排出するのが先決。

ちなみに、この写真は1.5mほど掘ったところ。

ウェルポイント工法という工法を用いて、水を排出します。

このウェルポイント工法を行うと30万円ほどかかってしまいます( ゚Д゚)

家づくりにおおいに関係しているのがお分かり頂けたと思います(>_<)

ちなみに、地下水位が高いエリアやそうでないエリアは、浄化槽屋さんはある程度分かるとのこと。

こちらのお宅は、今年の4月にお引渡しをしたアメリカンヴィンテージstyleの家。

このお宅は、地下水位が高いことである程度有名なところでした。







ここからはちょっとした豆知識。

地下水位は、季節によって変動します!

6月~10月は地下水位が1年で1番高いのです。

理由は、雨が多いことと田んぼに水をはる時期だから。

水が浸透しにくい条件が揃った時期だからです。

逆に、12月~2月は雨が少なく農業も冬は控える時期なので地下水位は低い。

ということで、アメリカンヴィンテージstyleの家は2月に浄化槽工事を施工しましたが…

それでもアウトでした( ;∀;)

2月でダメなら、諦めるしかないのかな~と思います。







ちなみに、山の上なども浸透しやすいので水は出にくいと思います。

水は、上→下に動きますからね~。

山のふもとは、水が出やすいのかなと思います。

ということで、本日は地下水位の話でした。

浄化槽工事がおありの方は、参考にしてみてくださいね(^^♪