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2024.04.08

塗装の難しいところ

こんにちは!

2日間ブログを休んで、スッキリした反面

モヤモヤした気持ちだったエコーアートの袴田です(>_<)

このブログを書いてスッキリするぞー♪

…週末は打ち合わせやその準備でどうしても時間がなく

書けないんですよ(>_<)

やっぱり、1日30時間くらい欲しいですね( ;∀;)

1日の時間は増やすことはできないので、何かを削るしかない…

週末は、それがブログになってしまうんですよね。

残念ながら。。。

楽しみにしてくださっている皆さん、申し訳ありません。







本日は、現在仕上げ工事中の袋井市の注文住宅現場である

「ヴィンテージstyleの家」の棚板塗装を作業場にて行いました!

これだけの量の棚板を塗装しなければいけません。

散らかっているので、あまり背景はお見せできません(笑)

では、塗装塗装~!

という内容では、ただの日記になってしまうので

1つ塗装の…いや着色の難しさを紹介します!

本日は、パインの木の着色についてです。

パイン=松の木です。

洋風の家やかわいい家、フレンチスタイルの家に合う木材。

エコーアートにピッタリの木になります。

下の写真が、松の棚板を塗装する前の様子。

この棚板は、赤松の木を張り合わせて造った、フリー板という材料。

黒い矢印が2つありますが、各々の木目をよーくご覧ください。

こちらはウォルナット色に棚板を塗装した写真。

2枚の写真は、全く同じ板です。

塗装すると、このような感じで木目が出てきます。

右側の矢印は、周囲の茶色に比べて若干黒っぽいのが

お分かり頂けますか?

上の2枚の写真を見比べて頂くと、左側の矢印は塗装前は周囲に比べて

多少赤っぽいので、塗装すると濃くなるんだろうな…

とイメージは付くのですが…

向かって右側の矢印は、こんなに黒っぽくなるとは思いませんでした(>_<)

もう1枚、写真を見てみましょう。

こちらは、全く別の板。

矢印部分には、強調されている木目がありますね!

こちらを塗装すると…

このように、木目が強調された塗装に仕上がります。

黒い矢印の写真、白い矢印の写真が、それぞれ塗装前後の対(つい)

になっているので、見比べてみてくださいね。

白い矢印の写真は、何となく塗装の前後でイメージは付くかもしれません。

ただ、黒い矢印の写真は塗装前後でどうなるか全く分かりませんでした。

これを薄い茶色で塗装すると、また木目の表情が変わってきます!

塗装は奥が深い。








最初にお伝えしておきますと…木目を○○したいから

このような板にして欲しいというようなご要望は

お受けすることはできません。

正直、塗装してみないと何とも分からないからです。

それに、こちらの板は、私がミリ単位で採寸して

かつ角の面を取るなどの加工の指示も出して

造ってもらっている板でもあるからです。

これが、木の良さであり、天然のものの良いところ

だと思うようにプラスの方向に考えてみましょう(^0^)

おそらく、言われなければ分からない…

気付かない部分ではあると思いますが(笑)

ということで、本日はパイン材の塗装について見てみました!

次回は、もっと塗装が顕著に現れる「杉板」の特徴を

見てみたいと思います♪

杉板は、塗装前から赤身と白太の違いが顕著だから

結構味わい深い感じになるのでお楽しみに~(^0^)

ちょっとマニアっぽいブログになってしまいました( ;∀;)

でも、この小さな1つ1つの内容が、家になった時の

デザインやテイストの違いになってくるので

間違いなく重要なところではあるということだけは

覚えておいてくださいね。