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2024.07.25

土を埋め戻す時の約束事

こんにちは!

最近、水を飲む量が半端ない

エコーアートの袴田です(>_<)

現場でゴソゴソしていると5分くらいで喉が渇きます(笑)

喉の渇きが早すぎて困ります(>_<)

喉の渇きを遅くする飲み物を誰か開発して欲しい( ;∀;)

きっと爆売れすると思うんですけど。。。

特に現場で働いている人からは重宝されると思います。

新種の飲み物、発売されないかな~!







今週初めの話なるのですが、浜松市で大規模造成工事中の

現場において、擁壁の型枠が取り外されました!

その様子をお伝えしながら、土を埋め戻すときに必ず守って欲しい

ルールとまではいきませんが…内容を書いていきたいと思います。

まずは、擁壁工事の型枠が解体されたところから写真でどーぞー!

擁壁って、土に埋まってしまうと分からないのですが

実際は、こんな「Lの字」になっているんですよ!

擁壁の高さ:1.55mに対して、地面に接する部分は1.1m。

この長さの割合は、鉄筋の径や間隔などの配筋との兼ね合いもありますが

構造計算によって求められます。

何度かお話していますが、明確な基準がないのが擁壁の難しいところ。

敷地の外側から見ると、ガッツリした擁壁ということが

お分かり頂けると思います!

これらは、全て地盤を高く設定するために行われている作業。

地面を高くするって言葉では簡単に言えますが

実はお金もかかるし、作業内容はとても難しいものなのです。

土もこれだけ山盛りに入ってしまいますので

それを均すのもまた大変。

このように3t車を使って、土を埋め戻す位置まで運んでは

その場に土をあけて…というのを繰り返して整地していきます。







こちらは、擁壁にガムテープで張った3の倍数が書かれた

ガムテープが張られています。

これは、多くの土を埋め戻す(多くの掘った土をもとの場所に埋めること。)際に

行う基本の「キ」に該当すること。

大量の土を埋め戻すとき、30cmごとに土を転圧するという

施工をするための目安がこのガムテープなのです。

1度に全部埋め戻してからの転圧では、土の表面しか固められません。

30cmごとの転圧であれば、30cmごとに締め固められるので

しっかりと地面を締め固めることができるのです。

時間が経ってからも、沈下することも少ないです。

表面だけ締め固めた場合は…確実に沈下しますので(>_<)

そんなこんなで、無事に埋め戻しまで無事に完了しました♪

あれだけ山になっていた土も均すとここまでキレイになります。

これでもまだ土はだいぶ足りないんですけどね(笑)

あとは、建築中に出る土を流用しながら、現場を進めていき

最後に足らず分を入れるという感じで考えています!







本日のブログはここまで。

現場はもう少し進んでいますので、続きはまたの機会に(^0^)

暑さも本番になってきました!

毎日の体調管理にお気を付けくださいね。