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2024.03.17
YKK窓(サッシ)見学②
こんにちは!
本日、現在工事中の袋井市・ヴィンテージstyleの家の
お客様との打ち合わせが終わってしまい
寂しい想いをしているエコーアートの袴田です(>_<)
お客様に「これで打ち合わせが終わってしまいました~」
とお伝えしたら「えぇ~」と驚きの声。
皆さん、きれいに同じ反応をされます(笑)
そして、僕も寂しい思いをします(>_<)
現場は、クロス工事の完了が目前でして…
こんなギリギリまで打ち合わせをしている工務店はないと思います(笑)
ギリギリまで検討できるって…良いことなのか悪いことなのか。。。
きっとお客様からしたら、良いことですけど
工務店側からしたら、良くないことなんですけどね。
だから、多くの工務店は着工する前に全部を決める会社が多いのですよ。
ギリギリまで検討できるのは、エコーアートの強み(^0^)
今日は、先日のブログの続き!
YKKショールーム見学のお話でしたね!
前回のブログでは、木目調サッシ(窓)について書きました。
本日は、窓と温熱の関係について書いていきます!
珍しく…先に結論を言いたいと思います。
「熱が出入りするのは窓が7割。」
断熱を強化したければ、窓の性能を上げましょう!
という実験をYKKショールームで行っていたので
写真付きで解説していきます♪
YKK静岡ショールームには、こんなブースがあります!
これは何かと言うと…
窓の反対側は、温度をとても下げているけど
ブース中央は、室温ですよ!
という真冬を想定した設定を表現しています。
窓を見るとガラスにタッチしてね。触ってねというシールが…。
ここを触ると、違いが歴然とするということ。
窓の上には、温度表示がされています。
アップで見てみましょう。
まずは、設定から見てみます!
外気温:2.3℃、室内気温:27.2℃、実内湿度:19.4%
これが、窓実験の設定。
これを基本条件として、各サッシ(窓)がどの程度、真冬に違うのか。
これを確認していきます!
こちらは、エピソードⅡネオというサッシ(窓)。
エピソードⅡネオは、室外側がアルミで室内側が樹脂のサッシ(窓)
このサッシの温度を覚えておいてくださいね。
このAPW330は、室外も室内も樹脂で出来ています!
温度差が、あまりありませんね!
このAPW330は、エコーアートの標準仕様です。
今度は、APW430。
430は、3枚ガラスの室内側も室外側も樹脂です。
330は2枚ガラスの樹脂サッシ。
ガラスの枚数が2→3枚になると断熱性能があがる
ことがお分かり頂けると思います。
では、APW430を使えばいいじゃん!
となってしまうのですが、価格も高いため
むやみに採用すればいい
っというものでもありません。
温熱計算をして、ある一定レベルまで達すると
窓だけを強化しても、計算値としては大きく変わらなくなります。
APW330とAPW430の数値が大きく違わないのが、その証。
エピソードⅡネオ<APW330<APW430
エピソードⅡネオ→APW330は、数値の差が大きいので
断熱強化の意味では、数値として変化しやすいです!
何だか、難しい話になってしまいました。。。
また、断熱性は地域の特性も考慮した上で決定する必要があります。
浜松市は、長野県や新潟県ほど冬寒くありません。
冬に限って言えば、全国的にみると、温暖な部類に入ります。
浜松は、冬に関して言えば、恵まれた地域。
断熱性能をTOTALして検討するのであれば、APW330でも
良いのかなと現状は思っております。
どこまで、断熱性能にこだわるのか?
コストも掛かり、家の価格にも関わってくるところなので
難しいところですが、オーバースペックになっても
意味がないことですので…
家の仕様を検討するのも、一苦労です(>_<)