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2023.04.04
擁壁(ようへき)工事着手
こんにちは!
最近、甘いコーヒーも良いけど冷たいお茶も
いいなぁと思い始めたエコーアートの袴田です♪
ちょっと甘いコーヒーばかり飲み過ぎましたかね(笑)
それとも歳なのか(;´Д`)
原因不明ですが、好みが変わり始めるってことが
初めてなので、自分でも戸惑っています。
昔はお茶なんて…って思っていたんですけどね。。。
先日、水路の工事が完了した浜松市の現場からです!
まずは、現場全体の様子からどうぞ♪
やっと、現場にすんなり入れるようになりました♪
今までは、鉄板を渡って入っていたのですが
橋を渡って入れるって、やっぱりいいですね!
橋が傷つかないように、しっかり鉄板にて養生しています。
これから、この橋の上をレッカーや生コン車など
大きい車が通りますからね!
鉄板養生は必須。
橋梁工事は、これにて一段落です。
まだ、復旧工事が一部残っておりますが…
職人さん達、ありがとうございました!
続きまして、本日より擁壁(ようへき)工事に着手です!
まずは、先だって「遣り方(やりかた)」を行います!
よく工事現場で見かける、この杭棒を打って
貫板を打って…みたいなやつ。
ここに、擁壁の位置を出して、釘を打って、糸を張って
通りを出して…みたいなことをやる
全ての基準となるのが、この「遣り方(やりかた)」。
みなさんが、工事現場で見る、この木の杭棒…
実は、その現場に置ける全ての基準となる
とても大切な工事なんですよ!
この遣り方工事の後は、いよいよ掘り方!
単純に、高さを確認しながら、地面を掘削していきます。
2人掛かりで掘りながら、1人はユンボで掘削!
2人の手掘りの掘削は、厳密に言うと…
1人は地盤の高さ調整、1人は境界杭付近を慎重に掘削している
そんな感じの役割分担をしています!
そして…まぁ、ユンボの力は偉大です。
人力で掘るのよりも、全然早い…当たり前ですが。
僕も、操作できるようになりたいなぁって密かに思ったり(笑)
子供の頃は、1度は男なら誰もが思うことです。
何度か、エコーアートのブログで書かせて頂いておりますが…
掘り方をするということは、どこかに「境界杭」があり
それを基準に作業をするということ!
そして、杭周りを掘るということは、境界杭が抜けてしまうことも…。
ということで、念のため「逃げ杭」を打ちました!
上の写真の斜め下に向いている白い矢印が「境界杭」。
右向きの白い矢印×2個の木杭が逃げ杭です。
逃げ杭の上のビスが、ポイントになります!
以前のブログでも「境界杭」について書いていますので
ご興味ある方は、こちらからどうぞ(^0^)
現場はちがえど、どの現場もやることは同じです!
しかし、状況が異なるので、どのようにすれば正確にできるか?
を考えるのが、建築のおもしろいところで難しいところ(>_<)
こちらのお宅では、下記のようなことも行います!
長さ1.5mの松杭です!
実は、こちらのお宅、表面の地盤があまり良くありません(>_<)
住宅部分は、地盤改良を行うことになっているのですが…
擁壁の下は、この松杭で支えます!
松杭打設工事の様子!
ユンボで松杭の頭を抑えて、杭を入れていきます!
ある程度までいくと、ユンボでは入らなくなりました。
その後は、人力で木のカケヤで打ち込もうと試みて…
打ち込むと少しは入るのですが、一定のところから
入らなくなりました!
僕も確認のため、カケヤで打ちましたが…
甲高い「パカーン」という音が響く感じで、手応えバッチリ!
もう松杭が入っていかないという感じ。
地盤調査の結果で見ると…現状地盤から1m下が
十分な強度が出るということで、長めの杭を頼んだのですが
こんな感じでした!
これ以上、杭は入らないので、ここでカットします!
長さを測ると、地盤調査の結果よりも入ったところまで
松杭を打てたので、OKです♪
さらに、こちらは地質が砂地なので、時間が経つと
どんどん締まっていきます♪
地盤的には良好な地盤の部類!
なお、H=1mの擁壁を造るので、上の写真のように
1m間隔でチドリになるように、ベース部分にも杭を打ちます。
合計40本(>_<)
うーん、明日は杭打ちを頑張りましょう!
松杭はどの程度まで入るか試し打ちをした程度。
本日のメインは、「掘り方」。
擁壁の距離が40mもあるので、掘るのも大変。。。
残土の量も半端ないです( ゚Д゚)
写真はありませんが、本日掘り方は完了しているので…
明日は、杭打ちがメインになりますかね!
段々、暑くなってきましたが、明日も1日頑張りましょう♪