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2024.07.17

擁壁(ようへき)工事の基準

こんにちは!

最近、思うようにブログが書けず

モヤモヤが止まらないエコーアートの袴田です(>_<)

ウィンブルドンテニスもサッカーのユーロ2024も終わってしまったし

パリ五輪をちょっと楽しみにしようかな~今年の夏は。







先日、ブログに書きました浜松市の注文住宅現場であります

造成工事中の現場ですが、昨日擁壁(ようへき)と呼ばれる

コンクリートの壁のベース部分のコンクリートを打設が完了しました!

雨予報だったので、ガッチリ養生して打設したのですが…

ほぼ雨が降らず、安心しました!

普通に1日雨マークで…ラジオでも結構降ります。

みたいなこと言ってたのに…自然のことは本当に分かりません(>_<)







本日は、そんな擁壁工事の立ち上がり部分の型枠を組みました!

朝、現場によって諸々確認しました!

青空のもと、職人さんが型枠を持って動いていますね。

向かって左奥の職人さんは、大きな型枠を1人で起こしています。

こちらは、別のアングルから。

擁壁の高さが高いので、型枠を2段組んでいるのが分かります。

上の写真では、低い型枠が既に組まれていますね。

これから、上段の高い型枠が組まれる準備中といったところでしょうか。







さて、ブログのタイトルにもありますが

この擁壁にはどのような基準があるのでしょうか。

鉄筋の太さや各鉄筋の間隔はどのくらいか?

コンクリートの強度はいくつか?

高さに対して、ベース部分の巾はどのくらい必要か?

擁壁の厚みはいくつか?

みなさんは、上のことについてどんな基準があると思いますか?







答えは、何も基準はありません( ゚Д゚)

擁壁に関しては、1つも基準や法律がないのです!

では、エコーアートでは何をもって上の写真のような配筋を組んだり

鉄筋の太さや間隔などを決めているのでしょうか。

実は、時間を掛けて練った構造計算に従って擁壁の図面を作成しているのですよ!

ここまで大きな擁壁は、建築ではなく土木の部類に入ります。

型枠を組んでいる職人さんの身長より少し低いくらいですからね。

擁壁の高さは、1.55m。

ここには、土を埋め戻した際には土圧もかかってきます。

結構な重さになるんですよ。

多くの工務店や外構屋さんは、この擁壁を経験と勘で施工して

しまうことが多いのが現実。

経験と勘ほど、危険なものはないですからね。。。







ということで、本日は擁壁について書いてみました!

こちらのお宅では、明日立ち上がり部分のコンクリートを打設して

来週に型枠を解体後、盛土工事の続きを行い

週末には、いよいよ地鎮祭を執り行う予定です(^0^)