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2020.02.22
地盤調査
こんにちは。
2月20日(木)に、3月末着工予定の磐田市S様邸にて地盤調査を行いました。
地盤調査とは、その名のごとく、地盤が強いか弱いかを調査することです。
地盤の強度があれば、地盤改良(地盤補強とも言います。)の必要はありません。
ところが、地盤が弱いと地盤改良が必要になってきます。
軟弱地盤のまま、家を建てると築数年後に家が傾いてくる可能性があります。
地盤改良を行えば、軟弱地盤でも建築できるのですが…
そこには、費用が発生します。
地盤調査の大きな分かれ目になるのですが…
地盤改良が不要な場合、費用は0(ゼロ)です。
しかし、地盤改良が必要な場合は、数十万円単位で費用が発生してしまいます。
こればかりは、調査をしてみないと分からないことです。
では、磐田市S様邸の地盤調査の様子を見てみましょう。
その前に、敷地全景からですね。
敷地は、きれいな整形地で大きさは40坪台とコンパクトなのですが…
家の配置と建物の間取りを工夫したので、駐車スペースは4台確保できました。
将来、お子様が大きくなられて車に乗っても大丈夫!!
では、地盤調査の様子を見てみましょう。
この大きな機械に、直径3㎝程で先端が尖った鉄の棒を回転させながら、地中に貫入れていきます。
重さ100kgの荷重を掛けて貫入していくことをお忘れなく!
この黄色の機械は、とてもお利口さんでして…
鉄の棒を貫入ていきながら、地盤の耐力も読取ってくれるのです。
しかし、残念ながら、土質や他のポイントの兼ね合いもあるため、その場では調査の結果は分かりません。
棒を貫入しながら、強さも測定できてしまう優れもののこの機械は、一体いくらするのでしょうか(笑)
雨の中でも地盤調査は行われるので、防水性もありますし…
相当、高価な機械なのでは、と考えてしまいます!!
こちらは、別のアングルから見たところです。
ちなみに、赤いタンクは燃料なので、気になさらないでくださいね。
地盤調査には、基本的に調査員が1人で来られて、黄色の機械を所定のポイントまで動かして行います。
地盤調査は、家が建つ4隅と、家の真ん中の計5ポイントを行います。
ですから、家の配置や間取りが固まっていないとできません。
そして、土地からご購入頂く場合、多くは土地契約後でないと、地盤調査の許可が得られません。
仮に、土地契約前に地盤調査をして、地盤改良が必要となった場合、その土地の購入を辞めてしまわれるのを、地主さんが嫌うためです。
そのため、弊社では土地から購入されるお客様に対して、地盤改良費用も考慮した、資金計画をご提案しています。
家は、資金との両輪です。
地盤調査は、その意味でも重要な要素になってくるのです。