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2025.12.26
地盤改良の杭はどう納めるか?
こんにちは!
クリスマスケーキは食べませんでした、エコーアートの袴田です(^0^)

気付けばクリスマスも終わって、年末モードに突入しましたね。
この前、2025年になったと思ったら、もう終わり。。。
この時の流れの早さ…勘弁してもらいたいものです。
先日、「カーブ階段のある大屋根styleの家」において
基礎のベース部分のコンクリートが打設されました!
遣り方~掘り方~砕石敷~捨てコンクリート打設~型枠組~配筋工事が完了して
ベース部分のコンクリート打設まで進みまして。
コンクリート打設時は、こんな状況で行われました!

本日のブログでは、上級編の内容をお伝えしていきます。
タイトルにもありますように、地盤改良の杭の納め方について
解説していきます。
打ち合わせが進んでいくと、家の予算を左右する地盤改良の有無に
いつか必ず行き当たるのが家づくり。
エコーアートでは、どんな土地においても、地盤改良はあるものと想定した
予算組をしているので、地盤改良がなかった場合は
家づくりのご予算から、地盤改良費分がそのまま0になる流れの
ご提案をしているのですが…。
まぁ、あると思って頂いた方がいいのも現実(>_<)
では、地盤改良が必要になった場合、ただ地盤改良をやってあればいいのか?
というのもまた別問題としてあります。
では、どんなことに気を付ければいいのか?
本日は、その1番大きなことをブログで書いていきたいと思います。
まずはこちらからご覧ください。

この丸く凹んでいるところは、柱状改良の杭頭の写真です。
シートを丸くカットしているのがお分かり頂けますか?
まずは、このシートから説明させて頂きますと…防湿シートと言いまして
土間コンクリートの下から湿気が床下に入ってくるのを防ぐ役割をしています!
エコーアートでは、杭頭部分に多くコンクリートを入れて強度を持たせるため
杭頭は、周囲の砕石敷の仕上がりよりも低く設定しています。
すると、防湿シートと杭頭の間に空洞ができてしまいまして…
防湿シートはピーンと張られているので、コンクリートが杭頭部分に入っていかないんです。
故に、シートをカットして杭頭にコンクリートが直接乗るようにしているのです。
また…

防湿シートが張られてから、雨に降られていたので杭頭を乾かすという意味も込めて
上の写真のように、防湿シートを広げています。
まぁ、水分を含んだコンクリートを打設するので、乾かしても意味はあまりありませんけどね。
気持ちの問題ですw

そして、コンクリート打設前に、このようにセットするわけです。
防湿シートをカットしてもいいの?
という声が聞こえてきそうなので、ここでお話しておくと…
冒頭でも書きましたが…
このシートをカットしないと、シートが張ってしまい、コンクリートがしっかり入りません。
コンクリートがしっかり入った方が、基礎が頑丈になるし、地震に対しても強くなります。
杭頭とコンクリートが広くしっかり接していることで、地震が来た時にも
家が杭頭に乗っかっている可能性が高くなり、こちらを優先させるべきだとの考えから
エコーアートでは、このように施工しております。
防湿シートを少しカットしたところで、床下の湿気問題にとても大きな影響があるかと
考えると、地震に対してのことを考慮する方がいいとの考えからです。
また極力、カットした防湿シートがキレイにコンクリートに埋まるように
下記写真のように注意を払って、コンクリート打設をしております。



カットされた防湿シートもキレイに納まるようにしています。
木造住宅は、基礎の下に地盤改良の杭頭の高さを設定して、地震が来た時には
杭頭の上で基礎が滑るようなイメージの高さ設定とするのが望ましいとされています。
逆に、鉄骨造やコンクリート造は、基礎に杭頭を緊結する方がいいとされています。
地震が来た時を考えると、木造は建物の接合部が木のため、基礎を滑らせた方が
接合部への負担が少なく、壊れる可能性が少ないため。
鉄骨やコンクリート造は、建物の接合部が強固なため、基礎は滑らせた方が建物への
ダメージがダイレクトに伝わってしますから、緊結する方が望ましい。
これらのことは、法的には一切、記載がありません。
一言で言えば、設計者判断になります。
ただ…専門業者に聞くと、上記のことはみんな揃って同じ上記のような回答が返ってきます。
擁壁(土留めに用いるコンクリート壁)も、杭はコンクリートに飲み込ませて支持させます。
本日は、上級編ブログでした。
ちょっと難しかったですかね。。。
明日からは、もう少し軽めの内容にしようかな…書くのも大変でw
今年もあと数日。
明日から冬休みという方も多いかもしれません。
では、みなさん良い冬休みをお過ごしくださいね~♪