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2023.02.17
浄化槽設置工事
こんにちは!
散々テニスの話をしておきながら
ここ7年くらいテニスをできていない
エコ―アートの袴田です(笑)
どうなっとるんやぁ~という声が聞こえてきそう(笑)
テニスをしない理由、ちゃんとあるんです!
テニスをすると、きっとムキになって
ボールを追いかけて…気持ちだけ行って
体は付いて行けてなくて
アキレス腱をブチっと
やってしまうんですよ…きっと(笑)
学生時代にテニスをやっていた人
の中ではあるあるの話。
↑冗談抜きのマジ話です!
今、アキレス腱をやってしまったら…
大変なことになってしまいますからね!
では、昨日の最後に書いたように
本日は、浄化槽設置の様子を書きたいと思います!
では、この大きな浄化槽をどのように設置するのか…
おおよそ、巾1m×奥行1.7m×高さ2mのこの黒い箱を!
ってことで、工事スタート♪
まずは、この青いスプレーの位置に浄化槽を
据えるために、穴を掘削します!
建物の北側に6mのスペースがあるので
そこに浄化槽を設置するのですが…
トラックが入ってこれないので、ユンボが
往復して土を運び出します。
ユンボの操縦者上手ですね!
しっかりスプレーに沿って掘削しています(^0^)
掘削した土は、トラックに積み込み。
このような土を残土(ざんど)と言います!
こちらのお宅は、敷地内でこの土を処理しました。
エリアにもよると思うのですが…。
静岡県西部エリアは、現在、残土処分を受け入れてくれる
業者が数カ所しかありません。
理由は、2021年7月に発生した土石流災害です。
あの災害も、原因は残土でしたね。
このようなことが2度と起こらないようにと
静岡県の条例で、さまざまな取り決めがあったとのこと。
そのあおりを受ける形で、残土を引き受けていた業者が
次々に閉鎖してしまったそうです。
ちなみに、現在残土処分費は、費用的にとても高い(>_<)
そして、下記写真にもあります、粘土に関しては
処分費は「応相談」らしいのです。
処分場に持って行ってから金額を決められるという…。
恐すぎて、粘土は持っていけませんね。
家づくりに残土処分は必要不可欠です。
家づくりをお考えの方は、「残土処分」について
頭の片隅に入れておいてくださいね。
さて穴掘りも終盤戦。
下の方に見えるグレー色の土は…
粘土になります。
なかなか、穴を掘って粘土を
見る機会も少ないと思いますが。
冬の乾期なので水は出てきませんでしたが…
恐らく夏に、この程度の穴を掘ると
水が出たと思います。
水が出た場合、ウェルポイント
を打たなくてはならなくなります。
穴の中の水を排出する工法です。
これには、20~30万円の費用が発生します。
穴を掘って、水が出たら費用が発生する…
ある意味チャレンジですよね。
こちらの現場は、水は出ないだろうと
思っていましたけどね!
理由は、側溝の底の水位と掘削地盤の底の高さが
似た高さでして…側溝の底に水がほぼなかったから。
ほとんど雨も降っていなかったので…当然ですね。
穴掘りが完了すると、次は矢板を立てます。
穴の中に人が入りますので、土が崩れないように
作業を行うためです。
このように穴の中に人が入り、作業をします。
ここには、浄化槽を据えるベースを打設しています。
もちろん、水平に据えるように高さ(レベル)を
事前にしっかり確認済みです。
そして、あの大きな浄化槽を据えます。
このように、掘削した穴にすっぽりと入ります。
さすが、寸分の狂いもありませんね♪
最後に、周りには砂で埋め戻しをします。
理由は、浄化槽本体を傷つける石などが入っていないこと。
また、水締めをしてしっかり最下部まで
砂を行き渡らせるためです。
このようにして、埋め戻しが終われば
浄化槽設置が完了です!
後日、この上にコンクリートを打設します!
このような形で、大きな浄化槽を設置しました!
土工事は重機の偉大さを思い知らされますね。
本日は、ほぼ目にすることのない…
だけど生活する上では欠かせない
排水工事についてお伝えしました!
明日は…何を書こうかな(笑)