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2025.10.06
住宅会社の決め手
こんにちは!
SNSを見て、最近モヤモヤしているエコーアートの袴田です(>_<)

インスタをやっているとフェイスブックやスレッズも同じフェイスブックが統括しているので…
スレッズも表示されるんですよ!
インスタやスレッズを見ていると…
○○ホームに決めました~!決め手は○○です~。
みたいな投稿が結構あって…これはちょっと違うと思うんだけど。
と思って、今日のブログを書くに至りました!
家を考え始めた方や住宅会社選びをしている方に向けたブログです(^0^)
さて本題に入りましょう。
冒頭の文の○○に当てはまる言葉は、みなさん何だと思いますか?
答えは…○○=営業です!
人なんですよね。
これだけ、物や情報が溢れ返っている時代でも、最後は「営業」→「人」なんですよ。

これは、SNSで見たから分かったことではなくて…
実は、ずっと昔から言われ続けていることですし、実際にアンケートを取ると
住宅会社を決めた決め手の1位は、ずーっと「営業担当者が良かったから」なんですよ。
業界人なら誰もが知っている建築の新聞があるのですが…
この新聞に、住宅会社の決め手は?という問いに
何度も「営業担当者が良かったから」との記載を見ました。
2~3年に1回くらい、このようなアンケートをやっている気がします。
確かに、人は大事です。
もちろん、人だけで決めたわけではないことも分かってはいます。
それでも「担当者が良かったから」という決め手が圧倒的に1位なんです。
僕は、家づくりをご検討中の方にここだけはしっかりお伝えしておきたい。
住宅における業務体系は、営業、設計、コーディネート、現場監理など多岐に渡ります。
ここがポイントでして…
ほとんどの住宅会社で言えることなのですが…契約したら、営業担当者は打ち合わせにはほぼ来ません。
設計担当者に引継ぎをして、打ち合わせに現れなくなってしまいます。
営業担当者が良くて契約したはずなのに。。。
そうです…営業の仕事はあくまでも契約をたくさん取ってくることなのです(>_<)
会社都合な話をしますと、営業は営業の仕事だけを、設計は設計の仕事だけをした方が
効率が良いのです。
専門性の高い仕事ですし、完全分業制にした方が売り上げに対する効率が格段に上がります。

話を元に戻しまして…
設計担当者との打ち合わせの後は、インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせになります。
その時は、営業担当者はもちろん設計担当者もいません。
なんだか、決まったレールの上を歩かされているかのような気になります。
このような流れで、着工時には現場監督に引き継がれます。
この段階で、営業との関わりは100あるとしたら、10あるかないかくらい( ゚Д゚)
完全に営業担当者の知識の領域外になってしまうのです。
もちろん、地鎮祭や上棟式、お引渡しには同席します。
しかし、お客様とお会いするのも、本当にそれくらいなのです(>_<)
昨日のブログでも書きましたが…
僕は大手ハウスメーカーの営業をしていました。
「袴田くんが良かったから、決めたんだよ~」
当時23~25歳の僕に、ご契約頂いたみなさん、そうやっておっしゃって下さいました。
でも実際は…契約後は打ち合わせに同席することもほぼなく
罪悪感がものすごくあったのを今でも覚えているんですよ!
契約す前よりも、契約した後の方が家づくりの期間としては圧倒的に長いんですよね。
ご契約頂いたお客様も、間違いなく「今日も袴田くんいないなぁ~」って思っていたと思うんですよ。
お客様にも実際に言われたこともありましたし。。。
ということがあったので、エコーアートに入ってお客様と接するようになってからは
最初の出会い~お引渡しまで全ての打ち合わせをさせて頂いております。
大手ハウスメーカーとエコーアート、両方の進め方を実際にやってみたからこそ
「営業担当者が良かったから」という決め手に疑問しか残らないのです。
もちろん、営業担当者は大切です。
でも、それ以上に大切なこともあるはずだと思います。
だって、家を建てた後の人生の何十年も住む家なのだから…。
人に住むのではなく、家に住むのだから。
家を建てるのがゴールではなく、住み始めてからがお付き合いのスタートなのですよ(^0^)