Works Gallery 施工事例
HISTOREAL アメリカンヴィンテージスタイルの平屋

















浜松市にて、2025年3月に「アメリカン ヴィンテージ スタイルの家」が完成しました。
お施主様であるO様と初めてお会いしたのは、なんと2020年8月。
「家づくり相談会」にお越し頂いたことがキッカケでした。
所有されている土地の関係で、5年間という歳月を家づくりにかけました。
その間、エコーアートの完成見学会にお越し頂いたり、間取りの話をしました。
途中、平屋のお宅の完成見学会をご覧になられて、2階建てで検討していた計画を
平屋に変更したことを覚えています。
平屋が流行していたことも重なったと思います。
家のご要望は、かっこいい家がいいとのこと。
そして、素材としては「木」「レンガ」を使いたい。
色は「グレー」を主として使いたいとのことでした。
今までのエコーアートとは、真逆のテイストですが…
そのような家を多く見てきたので、私にとってご提案に迷いはありませんでした。
O様ご夫妻とのお付き合いも長かったので、お好みもほぼ把握していました。
ただ、O様ご夫妻のご要望も非常に高く…私自身、施工に関して大変でしたw
また、初めて扱う素材も多く、納め方などが苦慮した一因。
1番大きなところでは、エコーアート初の造作キッチンを採用したこと。
メーカーのキッチンではなく、1から職人さんが造る、造作キッチンのこと。
当然、引き出し部分もグレーに塗装するわけですが、塗れた手で触るキッチンに
普通の塗装では良くないことは明白なので、頑丈な塗装を施しました。
そして、天井にはグレーにエイジング塗装した木板を施工しました。
こちらは、エイジング塗装の仕方を調べて、私が実践したもの。
非売品かつ、エコーアートのオリジナルの天井板です。
キッチン背面には、グレーのレンガを施しました。
また、ダイニング側のキッチンからは、グレー塗り壁材であるモールテックスを採用。
モールテックスは強度があり、水にも強い素材のため、多くの工務店さんも
取り入れる今、大人気の素材です。
ダイニング側は、さらに鎧張りという段差の付いた板を張り
さらには、エイジング塗装を施しました。
また、ここは家の中でも目立たせたかったところなので、間接照明も採用して
カッコよさをより引き立たせるようにしました。
せっかくモールテックスを採用したのだから…ということで、ダイニングテーブルも
造ってしまおうということになり、ダイニングテーブルもモールテックス仕上としました。
他にも、玄関周りやリビングの壁一面のエイジング板張りなどにも
こだわったアメリカのヴィンテージな空間を連想できるような家が仕上がりました。
たくさんのサンプルの中から、1つ1つを選んで決めた、素材感いっぱいのこだわりの家。
途中、平屋に方向転換したこともありますが、おそらくエコーアートのお施主様の中で
1番多く打ち合わせをしたお客様だと思います。
打ち合わせは十分に楽しんで頂けたと思います。
これからは、お子様も増えるとのこと。
グレーと木を基調とした外観に素材感たっぷりの室内インテリア。
この「アメリカン ヴィンテージ スタイルの家」でご家族みなさんが元気に楽しく
お過ごしください。
そしてお子様がこの家で、スクスク成長していくことを心より願っております。