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2024.04.19

番付

こんにちは!

新幹線の中でブログを書いている

エコーアートの袴田です(^0^)

ちょっくら出張に行っておりまして…

時間がない時は、こういうこともするんです(笑)

よく、ビジネスマンが新幹線の中でPCをカタカタやっているのを

見ると思うのですが…あれを僕もやっています( ;∀;)

1時間半くらいで着いてしまうので、早く書かなきゃ(>_<)







本日も、磐田市のヴィンテージcafé styleの家の現場からお届けします。

昨日のブログと工程の順序が入れ替わってしまうのですが

ご了承ください( ゚Д゚)

先週末のお話です。

現場では、上棟前の準備で土台敷が行われました。

最初は、こんな感じだったのですが…

最終的には、こんな感じに土台敷が完了するわけです!

何度か過去のブログにも書いたように…

シロアリの防蟻処理剤ももちろん塗布します!

この辺りはマスト!

土台の継手部分や裏側など、上棟してからでは塗布できない

場所を重点的に塗装します(^0^)

とここで同じことを仕方ないので…

この内容はこちらをご覧ください!

※過去のブログの土台敷の様子です。







本日のブログでは、また違うことを書きたいと思います!

皆さん、1つ質問です。

例えば、1本1本、柱があるとします。

どこにどの柱を建てるのか?

しっかり決まっているってご存知ですか?

適当に建てているわけではありませんよ(笑)

「番付(ばんづけ)」というものが存在します。

例えば、この写真。

土台に何か文字が書いてありますね!

これは何でしょう(笑)?

ひらがなの文字と数字か。。。

実は、このひらがなと数字で場所が決まっているのです!

どういうことかと言いますと…

建物は、縦通りはY軸。

横通りにはX軸で表します。

X軸、Y軸って、なんか懐かしいですね(笑)

中学生の頃の関数で習った以来でしょうか。

建築では、結構当たり前でして…

構造計算では普通に出てくるんですよ。。。

話しが反れそうなので…結論から。

X軸は、0からスタートで「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむ…」

Y軸は、同じく0からスタートでして「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」

で表します。

ですので、例えば「へー1」や「とー7」と

現場では、職人さんと話をするのです!

これを「番付」と言います。

こちらは「るー2」ですね。

ときどき、こんな番付もあったりします。

「りー5」はいいのですが…

「り又4」これは…

通常の番付より、ズレているところの場所を指します。

現場では、又番(またばん)なんて言ったりします。

この番付は、地域によっても異なるらしいです。







職人さんとは、現場だけでなく…

電話でやり取りすることも多々あります。

そんな時も、「番付」でやり取りをすると

スムーズなのです。

図面にも、番付はしっかり記載しているので見てみてくださいね。

ちなみに、柱や梁にも同様に番付が記載されています。

番付があるので、現場はスムーズに進むわけです。

今日は、現場がスムーズに進む「番付」の話でした!

明日は、この番付とにらめっこしながらの上棟(^0^)

安全第一で元気に上棟してきます♪