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2024.05.14
現場でしか確認できないこと
こんにちは!
相変わらず、咳が止まらない
エコーアートの袴田です(>_<)
昔1回なったことがあるけど…
マイコプラズマ肺炎かもしれない。。。
お医者さんに言われたように、呼吸器内科に行こうかな。
本日は、現場でしか決めることができないこと
と題してお伝えしていきます!
昨今、DX化が流行っていて、工務店業界は変わりつつあります。
いかに、現場に行かず、現場を監理するか。
現場に行く回数を可能な限り減らして経費を抑えて
早く社員が帰宅できるようにするか。
ある意味、働き方改革ですね。
僕も、毎日現場に行くのが正しいとは思っていません。
でも、構造的に重要な部分の釘ピッチの確認だったり
各工程の確認は、部分写真ではなく、全箇所確実にするべき
だと思っています。
大工さんも人間です。
ロボットではないので、忘れてしまうことや
見落としてしまうこともゼロではありませんのでね。
前置きが長くなってしまいました。
図面があれば、現場に行かなくても大方、監理できてしまう
現代ですが…図面の中だけでは決めきれないこともあります!
絵を描くことはできますが、やはり実体験した方が
よりリアルに確認できるし、間違いないのです。
現在工事中の注文住宅の磐田市の現場「ヴィンテージcafe styleの家」で
行った地味な作業を例えにお伝えします。
磐田市のこちらの現場は、「中2階」がある
遊び心が詰まった間取りになっています!
その中のこちらをご覧ください。
この1段下がったところが、中2階部分で3畳あります。
ソファを置いて、くつろぐことができる極上の空間♪
そして、白い矢印部分には、2段の廻る階段(廻り階段と言います。)
があり、そこから黒い矢印の方向に扉を開けて
洋室に入るという流れです!
この階段の、正確な位置を決めるため、現場に行きました!
どういうことかと言いますと…
①②と階段の踏板が来るわけでですが、この境をどこにするのか?
ということですね。
②の高さで、扉を開けたり閉めたりする動作があるわけです。
通常より、少し狭めにしておこうか?
それとも…
こちらの写真のように、広く上の段は取ろうか?
ということを決めたわけです。
実際、その場に立ってイメージを膨らませるのです。
これは、現場でないと決めれませんよね。
図面上で書くことはできても、こういうところは
現場で考えるのが1番なのです。
家のアーチ壁も同じ。
ということで、本日は現場でしか確認できないことと
題して、お送りしました!
いろいろデジタルでスゴイ便利になってきている
世の中ですが…アナログでしかできないことも
建築は、まだまだ多いと思いますよ(^0^)