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2023.07.21
玄関ポーチのアーチ壁
こんにちは!
花火の音を聞きながらブログを書いている
エコーアートの袴田です!
コロナも解禁になり、多くの花火大会が
開催される一方で、開催をできなくなった花火大会も
多数あるようです。
ニュースによると、寄付金等で成り立っていた花火大会も
一定数あったようで、昨今の物価高騰により
企業から寄付金が集まらなくなり…ということらしいです。
夏の風物詩である花火大会が今後は減少していくのかな(>_<)
ちょっと悲しいニュースでした(._.)
先日、上棟しました浜松市の注文住宅の現場では
大工工事が着々と進んでいます♪
現在、外周りを囲っている最中!
さて、こちらの現場の玄関ポーチには
エコーアート得意のアーチ壁があります♪
実は、このアーチ壁は各現場によって
アーチ具合やその他の寸法を調整して
変えています!
現場ごとに、全てバラバラということです!
なぜか…それは道路からアーチ壁を見たところ
駐車場からアーチ壁を見たところ
玄関ポーチの前からアーチ壁を見たところ
前面道路の角度が振れた場所から見たところ
前面道路から玄関アーチ壁までの距離間
…各現場によって、見え方が全て違うから!
図面で寸法を追えば、造ることは可能!
しかし、それが本当にいいのか?
図面では判断できません。
では、どんな方法がいいのでしょうか?
エコーアートでは、原始的な方法ですが
こんな感じでアーチ壁を僕が決めています♪
まさに、現場主義って感じですね!
まず、面材を仮に張り下げます!
そこに、下記写真のようにアーチ具合を
複数書きます!
上の写真に5つほど、鉛筆の線があるのが
お分かり頂けるでしょうか?
納得がいくまで、何本でも書きます!
上の写真には、マジックラインが2本水平方向に
書かれています。
これは、ここをスタートにすれば良いかな…というポイント。
このポイントも、全て僕が決めます!
最初は、僕も2~2時間半くらい線を書くだけで
時間が掛かってましたが…
今は慣れもあって、1時間半程でどのお宅も完了できます!
そして、納得がいくアーチが書けたら
どのアーチで進めるか決定して、その線を太く書きます♪
ちなみに、僕が現場で使用しているシャープペンの太さは0.9㎜!
太すぎ~ってか、そんな太いシャープペンあるのか?
って思った方も多いかもしれませんが…
現場では、このくらいの太さがないと折れてしまうのです(>_<)
そして、反対側の残りのアーチは、もう半分の完成した
アーチから寸法を追って、点と点を線で結ぶ要領で書きます。
上の2枚の写真のように、左右対称のアーチができました♪
あとで、大工さんがこのボードを外して、カットするので
どの線か分かるようにマジックで本書き。
実は、大工さんも寸法を追いやすいように
気を使って、このボードを張ってくれているのですよ!
細かな気配りを温かく頂戴しました(^0^)
下屋全体を見ても、やっぱりいい感じです♪
うーん、これで満足!
ではないんですよ。
本日現場に行きましたら、アーチ壁を施工中でした♪
いやー大成功♪
いい感じのアーチ具合になりました!
自分で決めるって、結構なプレッシャーもあります。
アーチ壁は、家の顏になる部分ですからね。
でも、もうコツはだいぶ前から掴んでいるので
自分の中では、それに沿っている部分もあります♪
花火職人も花火を造る上で
誰にも知られたくない
教えたくないことがある
と思うんです!
モノづくりの職人さんは少なからず
そういうことがあると思います!
エコーアートでも、ディティールやデザイン
施工のことは自社の企業秘密にしている部分が
多々あります。
それは、いくらブログでも載せることはできません。
今回のアーチ壁の決め方やポイントなどは
僕が経験して得たものなので、企業秘密なんです!
それくらい、ディティールは大事ということ。
そして、エコーアートがこだわっているということ!
逆に、この玄関のアーチ壁が
また異なるアーチ壁になると、家の印象が
ガラッと変わると思います!
今日は、モノづくりの視点からのブログでした(^0^)