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2023.05.24
玄関垂れ壁の高さの決め方
こんにちは!
先日発生した台風2号が西の方に進んでくれて
ホッとしているエコーアートの袴田です(^0^)
ただ、その台風の影響で来週は雨が長続きするらしい。
うーん、長雨は勘弁してほしいんだけど(>_<)
そろそろ梅雨とゲリラ豪雨を意識しなければいけない
時期になったかと思うと、もうそんな時期かと
暗い気持ちになります。
今年の梅雨は、異常気象だからと一瞬で終わらないだろうか。。。
終わるわけないか。
本日も「現場ブログ」でお伝えします!
エコーアートのオリジナリティ溢れる外観デザイン。
その造る過程をご紹介しますね(^0^)
エコーアートの施工例でアーチ壁がよくあります!
丸い弧を描いたような垂れ壁。
インナーバルコニーの白い矢印部分の丸い壁のことを
アーチ壁とSNS上では言われています!
これ、どのように造っているかご存知ですか?
アーチ具合によって、家の外観デザインに与える影響って
とても大きいんですよ。
この部分は、全て僕が決めているんです。
上の写真のベランダ部分には
実はアーチ具合を書いています♪
何パターンかアーチ具合を原寸で書いて
現場で決めるという原始的なやり方(笑)
いろいろな方法を試しましたが…
これが一番出来が良いですし、職人さんもやりやすい。
こんな方法でアーチ壁は造っていますが…
先日、上棟したこちらの現場は…
エコーアート得意のアーチ壁ではなく…
初めて行う特殊施工になります!
詳細は、完成してからのお楽しみですが
現状は、角の納まり。
普通の四角の垂れ壁になります。
「なーんだ、アーチ壁より簡単そうじゃん。」
そんな声が聞こえてきそうですが…
実際は、初めてやる施工は時間がかかります。
まずは、遠くから見たり…
左右から玄関ポーチを見ながら
高さの見当を付けます。
見た具合を考慮しながら、実寸で追うことも
同時並行で行います♪
玄関垂れ壁が付くところに、墨を出します!
白い矢印部分になります。
こちらの現場では、玄関ドア枠上端よりも数cm上げたい
考えがあり、2cm間隔で墨を出しました。
そして、イメージを沸かせるために
上の写真のように1本、材木を打ってみたりしました♪
そして、玄関ドア枠より2cm上がったところで決定!
トータル的な納まりも考慮して決めた寸法です!
最初から、図面上で書いて決めれば
ここまでしなくても、大工さんが
図面見てやってくれるのでは?
そうお考えになられる方もいるかもしれません。
実際に、昔は図面に書いたりもしましたが…
絶対に現場で検討してみると寸法が変わるんです。
大きな理由は、地面と建物の高さ関係。
あとは、斜めから見た具合にもよります。
図面は、机上の空論かな?と(笑)
特に、外部の特殊施工部分(アーチ壁含む)は
見る場所によっては、窓が絡んだり
どこから、どの目線で見たりするかも
現場では、考慮できるメリットはあります。
さまざまな理由があり、現場で私が決定している
経緯があるのです(^0^)
この垂れ壁、最終的にはパリスタイルの家に
マッチした、デザイン的に大きな役割を果たす
垂れ壁になります♪
初めて施工するデザインは、ワクワクが止まりません!
こちらの垂れ壁が、どんな変貌を遂げるのか?
少しの間、お楽しみにお待ちくださいね(^0^)