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2023.12.23
いつもと違う構造用面材
こんにちは!
あまりの寒さに、昨日からネックウォーマーを着用し始めました
エコーアートの袴田です(>_<)
ちょっと前まで暖かかったのに…何が暖冬だ~
って感じですよね(>_<)
暖かい飲み物も、すぐに冷たくなってしまうし。。。
温かいのは、キュンキュンに熱いラーメンだけですかね(笑)
ヤバイ…ラーメン食べたくなってきた( ;∀;)
本日は、袋井市で工事中の注文住宅の現場よりお届けします!
上棟後に施工する構造用面材について、お話しましょう♪
まず、構造用面材とは何か?から説明しますね!
上棟後、外周面の柱や梁材に張る面材のこと。
家の強度を計算する構造計算と呼ばれる計算があるのですが…
その計算の際に、面材を張っていると計算値に入れることができて
家がバランスよく強くなるという優れものの材料になります!
ローコスト住宅や建売には、この面材は張られていないことがほとんど( ;∀;)
安価なのには、理由があるんですよね。。。
工事中のヴィンテージスタイルの家を例に挙げたいところですが…
日が暮れるのが早く、写真がなかったので…
先日、お引渡しをさせて頂いたパリスタイルの家を例に挙げて
見てみましょう♪
こちらが上棟初日が終わったところ。
柱や梁材がそのまま見えますね!
こちらが上棟2日目を終えたところです。
柱と梁の上に、板状のものが施工されているのが
お分かり頂けると思います!
この板状のものが、構造用面材になります。
構造用面材は、いくつか種類がありまして…
それぞれ、施工マニュアルがあったり、壁倍率という
計算上の壁の強さが異なったりするので
いつもと違うものを採用する場合、留意点が多々あるので
注意が必要です。
ちなみに、いつもはハイベストウッドという下記写真の面材を
採用しておりまして…
釘のピッチは、外周部は10cm間隔、真ん中は15cm間隔が
施工マニュアルにある数字です。
施工マニュアル通りに、きっちり施工されていますね♪
この確認作業が、現場監督の仕事。
では、今回上棟した現場を見てみましょう!
今回は、このような構造用面材(タイガーEXハイパー)という
面材を採用しています。
理由としては、外壁がガルバリウム鋼板のため
防火認定を取得するためです(^0^)
外壁が塗り壁仕上げの場合、下地の板(サイディング)で防火を
取得しているのですが…
ガルバリウム鋼板の場合、防火を取得するものが面材しかないため
このタイガーEXハイパーを採用しているのです!
ちなみに、施工マニュアルによると所定の釘はいつもと
若干ことなる釘でして…釘ピッチも外周部7.5cm、真ん中15cmです!
このような記載が面材にすでにありまして…
釘ピッチは、バッチリですね♪
他にも注意事項はありますが…
いつもと違う材料を使うときは、施工マニュアルを読み込む必要があります。
それは、面材だけに限った事でなく、例えば塗り壁材、フローリングなど
多岐に渡ります!
都度、チェックしながら、また注意深く配慮しなければなりませんね(゚Д゚;)
さて、こちらのヴィンテージスタイルの家は、現在足場シートに
覆われて、ベールに包まれました(>_<)
このベールを剥ぐのは、来年2月~3月頃でしょうか(>_<)
外壁がガルバリウム鋼板なので…ガルバの下地材もいつもとは
異なる施工を施します(゚Д゚;)
仕上げ材が変わると、全てがコロッと変わることもありますね。。。
ベールが剥がれるまでをお楽しみに~♪