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2023.08.15

建設業界の課題

こんにちは!

あれだけ時間をかけて、台風養生したのに

肩透かしをくらった感じの

エコーアートの袴田です(^0^)

しっかり台風養生した時に限って

こうなるんですよね(>_<)

これで、しっかり台風養生しなければ…

そんな時は、こっちに台風が来たり。。。

勘弁して欲しいですよ…本当に。

今日は、「建設業界の課題」についてお話します!

いつもお読み頂いている皆さんにも

関係ある内容なので、読んでみてくださいね。

1番の建築業界の課題は「残業」です(>_<)

ちまたで言われている

「建設業の2024年問題」ですね!

僕が某ハウスメーカーに勤めていた時は…

まぁ、帰社する時間は日付が変わるのは当たり前でした(笑)

今は、もっと早く帰っていると思いますが…

10年前はそれが当たり前でしたし

慣れるので、何とも思っていませんでした。

どこのハウスメーカーも

こんな感じでしたから。

住宅業界は、まだかわいい方で…ビルなどの大きな建物を

建てている建設会社は、夜中2時3時までやって

タクシーで帰宅していたそうです。

翌朝は、8時からラジオ体操だったそうな!

来年からは、それがしっかり他の業種と合わせて

中小企業も含めて、残業問題に

取り組まなければいけなくなる…それが2024年問題。

ちなみに、働き方改革法案として2019年4月から

施行されているのですが…建設業界は人手不足や

職人さんの高齢化から難しいだろうと…5年間猶予期間が

あったそうです!

猶予期間が2024年4月で終わりを迎えるとのこと。

大阪万博の工事が間に合わないから、万博の工事に限り

2024年問題は例外にしたらどうだ?

みたいな話もありましたが…(*‘∀‘)

大阪万博…どうなることやら。

この残業問題を解決するであろうと

言われている秘密兵器が「デジタル化」です!

大きなビルを建てている建設会社のことは

よく分かりませんが…

住宅業界ではこの「デジタル化」が

数年前から流行っています!

簡単に言うと、現場に行かなくても、図面や資料を

共有できるような内容。

ちなみに、エコーアートは「デジタル化」は

できていません(*´Д`)

まぁ、エコーアートは少人数なので

管理なども含めて必要ない

というところでしょうか。

ただ、クラウド上で全て管理できるのは魅力的なんですよね(>_<)

残業の主な原因は、現場と現場を

移動する時間が大きな要素でして。

例えば、袋井の現場~浜松市西区の現場へ

移動のようなイメージ。

片道1時間半程度かかります(>_<)

このようなことを少なくするために

「現場へ行く回数を可能な限り減らす」というのが

デジタル化の主な目的なのです(>_<)

「現場へ行く回数を極力減らす」…これってお客様の

立場からするとどうでしょうか?

僕個人的には、「デジタル化」することにより

弊害が数多くあると思うんですよ。

これって、現場にて、どうするんだろう?

という疑問点ですね。

・構造的に重要な部分の釘やビスのチェック。

・職人さんとの、施工前の現場打ち合わせ&完了後の施工確認(各工種ごとに)

・施工完了後の写真撮影

・各工種の工程の確認

・現場の片付け

など、1番目と2番目は、各工種ごとなので…

結構たくさんあるんですよ!

これは、部分的に職人さんに写真を撮らせて

チェックして終わりなのか?

全部、自分で確認しないと気が済まない僕…

僕の性格がいけないのか?

時代の流れがいけないのか(笑)

ちなみに、「デジタル化」している工務店の仕事を

やっている職人さんから聞いたのですが…

やっぱり現場監督は、ほぼ現場に来ていないそうな。

図面を共有ファイルに入れて、やっておいてね…的な

感じらしいです。

職人さんも、人間なので…作業前に確認しないと

間違えて施工する可能性だって多々あるんですけどね(>_<)

建設業での「デジタル化」は、確かに残業は減るし

働き方改革になっていると思いますが…

建物の質が…個人的には心配です(>_<)

残業が減っても、建物の質が下がったら…

それは、本末転倒ですし。

建設業界が他の業界に比べて、5年間猶予があった

理由がよく分かりますね(*’ω’*)

とりあえず、これから移動は

できることなら瞬間移動か、どこでもドアで

するようにしようかな(笑)