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2023.05.02
基礎天端のレベルチェック
こんにちは!
ゴールデンウィーク中の仕事のやることリストを
書き出したら、やることが多すぎて激凹みの
エコーアートの袴田です(>_<)
これは優先順位を決めてやるしかない( ゚Д゚)
って感じです。
ブログもあるし(笑)
でも、こんな時代なのにありがたいことです(^^♪
今日は、久しぶりの「現場ブログ」でーす!
磐田市の注文住宅の現場より、お伝えします。
今まで、基礎工事の状況をお伝えしてきましたが
本日、基礎工事が完了しました♪
この時、向かって右側のガレージ部分は
土の埋め戻しと、床付けの最中でした。
夕方には、ガレージ部分も完了しております。
本日は、基礎工事が完了した時に行う
エコーアートの恒例行事♪
基礎天端(上端=うわば)のレベルチェックを行いました(^0^)
ボルトがたくさん出ている上端部分の水平度合いを
チェックするのが天端レベルチェック。
住宅業界では、この基礎天端のレベル誤差が3mm以内
であれば、OKとされています。
エコーアートでは、この段階で基礎天端の
レベルをチェックするのですが…
このレベルチェックをやっている住宅会社…実は
ほぼ見たことがありません(>_<)
基礎屋さんやその周囲の基礎屋さんに確認しても
「そんなことやっているのエコーアートくらいだら。」
と言われます( ;∀;)
遠州弁丸出し(笑)
そんなことって…そこで5mmとか1cmとか違っていたら
例えば、建物の東と西で5mm高さが違うということに
なりかねないんですけどね。
大手ハウスメーカーの基礎工事をやっている基礎屋さんも
レベルチェックはやっていないみたい。
だから、ちょっと特殊なチェックの様子を
ブログに書く感じです(笑)
天端レベルチェックとはどこをチェックするかの言いますと
下記写真の〇印部分(白い矢印記載)の
レベルをチェックします!
なぜ、〇印部分かというと、ここに柱がくるから!
そして、柱がくる箇所の15cm離れたところは、土台と基礎を
緊結するためにボルトで土台を締めるから。
柱がくる、ボルトで締めるところは
レベルを揃えたいのです!
私が、1カ所ずつ柱の位置を出しているところ。
ちなみに、背の高いボルトと低いボルトは
コンクリート打設前に、全て私が位置やボルトの
フックの向きなど、全数チェック済み。
これらを使って、レベルをチェックしていきます!
その前に、まずはレベルの据え付けから。
まずは、このような形で据え付けます。
見た目、これでOKな感じがしますが、まだ続きが…
このレベル部分(オレンジの機械)をしっかり水平にします。
白い矢印の先に気泡があるのですが
この気泡が〇の中心にくるように、黒い3カ所の
矢印を回しながら、調節して水平に設置します。
こちらはレベルの上部分。
上の写真の白い矢印の先にも気泡が。
この気泡も同じく〇の中心にくるように調整が必要。
こちらがレベル設置完了の写真。
気泡が〇の真ん中に来ていますね♪
今日は調子が良かったので、13秒でレベルの設置完了(笑)
ここから、1カ所ずつレベルを確認していきます!
私がレベルを見る役目。
これは、基礎屋さんに撮ってもらった、やらせ写真(笑)
雰囲気が分からないと、ブログに載せにくいと思って。
よく、このように道路で機械を覗いているいる工事関係者の
人を見かけると思いますが、やっていることは似ているかな。
私は、これでミリ単位の数字を読みます。
レベルのレンズの中を撮ってみました(笑)
以外にも、少し見えましたので載せておきます( ゚Д゚)
基礎屋さんが、伸縮スケール(目盛りに数字が書かれた棒)を
持って、レベル(数字)を基礎に書く係。
全部で78カ所、測りました。
いや…ガレージも入れると98カ所、測りました!
こんな感じで、丸の中に数字を書いていきます。
小さい数字ほど、天端レベルが高い。
大きい数字ほど天端レベルが低い。
そんな意味です。
結果は1番高低差があるところで
3mm以内だったのでOKでした♪
この3mmの誤差は、大工さんと土台を敷く際に
厚み1mm、2mm、3mmの飼物を飼って
高さ調整をします!
高さ調整の話は、また土台敷の時にでも♪
さて、ゴールデンウィーク中に
土台の墨出しをやらねば(>_<)
では皆様、良いゴールデンウィークをお過ごしくださいね♪