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2023.07.22
構造計算で計算しきれないこと
こんにちは!
多くのヨーロッパのサッカーチームが
ジャパンツアーと称して来日しているので
どこかで見に行きたいと妄想を膨らませている
エコーアートの袴田です(>_<)
結論、妄想だけで見に行けませんが(笑)
小学校の頃はサッカーをやり込んでいたので
未だに結構見るの好きなんですよね♪
戦術とかも、今はとーってもスゴイんですって!
そういうのも、興味ありって感じ。
本日は「現場ブログ」から見る構造計算では
計算しきれない部分についてお話します!
今日のブログに書くのは、ほんの1カ所にすぎません。
ここまで気を配ってやっている住宅会社があるかと言うと…
大手中の大手の住宅会社はやっていると思うんです!
分厚い施工マニュアルがありますから!
工務店になってくると…現場監督の裁量になるので
そこまで配慮されていないケースが多いかなと思います(>_<)
残念ながら。。。
この写真には、基礎に丸い穴が数カ所開いています!
穴の位置が、全て柱の直下から離れているのが
お分かり頂けますか?
こちらは、別の角度からの写真。
この穴(配管スリーブ)自体は、決められた補強方法を
基礎の配筋時に行っているので
配管スリーブ自体は問題ありません。
この配管スリーブが、柱の直下にあったらどうでしょう?
柱は、地震時には屋根からの荷重を
基礎に伝える役割を果たします。
その柱の直下に配管スリーブの穴が開いていたら…
多少の地震なら大丈夫でしょう。
大地震でも、大丈夫かもしれません。
でも、柱の直下に配管スリーブがない方が安全ですよね?
イメージの問題です。
こちらは別の箇所の写真!
こちらも、柱直下を避けています!
この配管スリーブは、水道屋さんが設置するのですが…
水道屋さんは、構造計算のことまで理解していません。
水道関係のことはプロでも、構造のプロではないのです!
エコーアートでは、水道屋さんが配管する際に
必ず現場チェックしています!
これは基礎工事の際に配管スリーブを入れたところ。
基礎工事中は、鉄筋という配管の邪魔をする
敵もいたりします(>_<)
配管もなかなか鉄筋がいるので思うように入らないんです。
それでも、柱の位置やあとは地盤改良の杭を打った位置も
避けていますね!
ちなみに、構造計算では配管を通すことを計算していません。
冒頭にも話したように
ヨーロッパのサッカーチームの戦術が今
ものすごい緻密だと言われています!
世界のトッププレイヤーでも、戦術理解を深めて
チーム内でルールや取り決めを細かく行っているとのこと。
TVや動画を見ていても、全く分かりませんけど(笑)
家づくりも同じように、各工務店で細部まで
施工のルール化がされると
サッカーのように家づくりも良い方向に向かうのかな…
と思います!
今は、各社でやりたいように施工しているので(>_<)
柱直下や地盤改良の杭の真上に
配管スリーブは…地震が来た時に怖いので。。。