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2024.05.21

無垢と複層、合板フローリングのメリットデメリット

こんにちは!

事務仕事に追われている

エコーアートの袴田です(>_<)

人間には、得意分野と苦手分野がありますが…

僕は、事務仕事が苦手分野です(>_<)

得意分野は…さてなんでしょう(笑)







本日は、昨日のブログの続き。

フローリングのメリットデメリットについてです。

樹種にもよりますので、一般的には…という感じで

捉えて頂ければと思います!

まずは、人気の無垢フローリングのお話から。

無垢フローリングは樹種にもよりますが、高価です(>_<)

パイン材という、かわいい家にはもってこいのフローリングは

まぁ手は出しやすい価格かな!と思うのですが…

先日、見学会をさせて頂いたお宅のウォルナット材なんかは

パイン材の4~5倍もするという価格帯(>_<)

節の少ない堅木なので、高級感があるんですよね!

だから、これだけイケてる家になるんです(^0^)

あとは、無垢材なので素足で歩いた時に、合板フローリングより

木の温かみを感じることができます。

よく、素足で歩くと気持ちいい~みたいなキャッチフレーズを

見ることがあると思うのですが…まさにそれですね!








ただ、デメリットもありまして…

無垢材は天然木の1枚の板なので、動きます。

フローリングで言うと、継ぎ目部分の隙間が開いたり

閉じたりします。

よく継ぎ目にゴミが詰まったり…

お子さんがいるお宅では、ご飯粒が落ちたりということがありますが…

そこも無垢材の良さだと思ってください。

どのように施工しても、誰が施工しても、これは起こってしまう

事象なので、無垢材のフローリングを採用する時は

心得た上で採用してください(^0^)

デメリットにも代えられない良さがあると僕は思っています。

フローリングは、後から張り替えることはできませんのでね。







次は、複合フローロングについて。

昨日のブログで言うと…

この断面のフローリングですね。

表面は無垢、その下の残りの部分は合板というもの。

これは、それぞれの特性を得ている合理的なフローリングです。

無垢フローリングと異なり、継ぎ目が開くことがほぼない。

ということは、動きが本当に少ないということ。

と言いながらも、表面は無垢材なので、温かみなどを

感じることもできるし、見た目も無垢フローリングと同じ。

良いフローリングができたものです(笑)

ただ、樹種としては堅木が多いので、オーク材やウォルナットなどが

多い印象がありますかね。

価格としては、オークの無垢と複合では、大きく差はありません。

若干、無垢の方が高いか同じくらいか…って感じです。








最後に、合板フローリングについて。

こんな感じのフローリングです!

大手メーカーさんは、このフローリングが多いと思います。

理由もありまして、合板フローリングですので動きがほぼない。

ですから、クレームにならない…というのが1番の理由でしょう。

大手メーカーさんは、たくさん家を建てられますのでね。

お施主様も、年々膨大に増えていきますので。

あとは、やはり上記2つのフローリングに比べて

コストが抑えられるというメリットもあります。

逆に、見た目や足の感覚は、シートの感じがしてしまうのですけど(>_<)







ちなみに、下記2枚の写真は、3つのうちどのフローリングだと思いますか?

これは、無垢フローリングです。

では、こちらは?

こちらは、オーク複合フローリングです!

うーん…違いが分からない(笑)

どっちも、無垢フローリングに見えますね。

昨日のブログでも書きましたが…これくらい違いが分からないのです。







フローリングについて、お分かりになりましたか?

これらの知識があるだけで、家づくりの巾がグッと広がりますよ!

なぜか?

床は、木部で1番面積が大きい部位になるからです。

フローリングを決める際は、価格の兼ね合いもありますが

しっかり担当者のアドバイスをもらうことをお薦めします!