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2023.12.18
農地に家を建てる
こんにちは!
急に寒くなって縮こまっている
エコーアートの袴田です(>_<)
寒いと手も足もガチガチで何もできません(‘ω’)
先週までのポカポカ陽気が噓のよう。
また、ポカポカ陽気に逆戻りして欲しいな~(>_<)
本日は、農地に家を建てる!というお話。
みなさん、家を建てる時にご両親が土地を所有している場合
すぐに…もしくはご自分のタイミングで家を建てられると
お思いになられていませんか?
建てられる場合もありますが…
時間をかけなければ建てられないケースも
多々あるんです(>_<)
1年や2年…
エコーアートで来年着工させて頂く
お客様がいるのですが、その方は3年弱かけて
やっと着工ができるようになるんです( ゚Д゚)
初めて家づくり相談会にお越し頂いたのが2021年8月。
着工予定が2024年5月頃。
さすがに、エコーアートでも最長記録です。
では、どんなケースが家を早く建てられて
時間がかかるのはどんなケースか見てみましょう!
まずは1番大きなベースとなる部分は
市街化区域 or 市街化調整区域か?ということ。
市街化区域とは下記写真のような区域。
住宅が立ち並んだような場所です。
良く見る光景ですね!
その名の通り、市街化する区域(笑)って感じ!
この市街化区域に土地を所有している場合は
すぐに家を建てることができます♪
また、建て替えの場合、もともと家が建っていたところを
解体して新築するので
市街化区域であることが多々ありますね。
売りに出ている土地は市街化区域の土地が
多いもの。
基本的には、市街化区域の土地しか土地を売買できない
家を建てることは条件が整わないとできないという
ことがあります!
次に、市街化調整区域を見てみましょう!
市街化調整区域は、その名の通り
市街化するのを調整してください。という区域です。
田んぼや畑であることがほとんど。
こちらは、調整区域の土地。
周りは畑ですね。
ビニールハウスもあります。
ただ…この調整区域はさらに細分化されて
青地 or 白地に分かれます。
青地は、名前のように青い土地。
農業をやっている土地が多く、ここに家を建てるとなると
除外申請という8カ月~10カ月程度かかる申請をした後
さらに農地転用という約1カ月かかる申請をして、やっと着工できる
状態になる土地になります!
この除外申請がある or ないで約1年くらい工期が変わってきます。
ちなみに、こちらが青地の土地。
いかにも、田んぼという感じですね(>_<)
一目で青地だろうなと分かります。
周囲に家も少ないですし。。。
そして、白地はこんな感じの土地。
2つ前の写真の敷地。
実はこちらは、白地の土地でした。
白地の場合、農地転用を1カ月かけて申請すれば
家が建てられる状態になります♪
青地と白地で、扱いが全然違うのです。
こちらも白地の土地。
周囲に住宅が立ち並んでいる印象がありますね。
市街化区域と市街化調整区域…
青地と白地…
この辺りはどのように決められているかというと
エリアマップ等で定められているだけです(>_<)
この場所は青地、この場所は白地。
ここは青地で、こっちは白地…という感じで
単純に分けられているのです。
エリアマップは、ネット上で見ることも可能です。
本日は、農地に家を建てるという難しい内容でした。
土地を所有している方、土地から探す方、どちらの方も
なかなか思い通りには、家づくりを進められないケースが
ほとんどです。
家づくりは、複合的な要素が絡んでくるためです。
僕たちでは、想像もつかないケースも多々あります。
まだ、家は少し先かな~と思われている方も
1度、家づくり相談会にご参加頂くことをお薦めします。
その上で、時期的なことがはっきりする場合もありますので(^0^)
言い忘れておりましたが…
除外申請という8カ月~10カ月かかる申請は
年に2回しか受け付けておりません(>_<)
浜松市の場合、8月初旬の2週間と3月初旬の2週間のみ。
役所に提出するので、期日は守らないとNGです。
うーん…厳しい。。。