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2023.12.08
レベルを見る理由
こんにちは!
12月なのに暖かい♪
こんな日が続けばいいのに…
そう思っているエコーアートの袴田です(^0^)
お正月もこのまま…なわけがないですね。。。
来週、雨が降った後は普通にめっちゃ寒そうです(>_<)
いよいよ本格的な冬っぽい。
ますます、午後ティーのキャラメルミルクラテ味が
手放せなくなるわ~(*’ω’*)
先日、袋井市の注文住宅の現場にて土台を敷いてきました!
土台敷の日は、僕も1日現場仕事。
まずは、現場仕事の様子からどーぞ!
まずは、大工さんによるボルトの墨出し作業。
ボルトの位置を正確に測り、位置を出すことを
墨出しと言います!
白い矢印部分が墨になります。(ボルトの位置です。)
全ての土台に墨を付けたら、次は穴をあけます!
真っすぐに穴をあけるよう、機械も真っすぐに設置します!
全ての穴をあけている間、僕は…
まずは、これらの材料から防蟻処理剤を塗布していきます!
穴あけがない、こちらの材料から塗っていきます。
基本的に塗布するのは、上の写真のような継手部分と裏面のみ。
上棟後に、防蟻処理剤は白蟻屋さんが散布していくのですが
その時、既に隠れてしまっている部分もありまして…
土台敷の時は、そこだけ先に塗布しているんです♪
そんなこんなで夕方には、無事土台敷が完了するわけです!
ってことで今日はこの辺で~
とはなりません(笑)
今日はここから大事なところでございます!
タイトルにもあります「レベルを見る理由」
ここからは、レベルについて迫っていきたいと思います。
まずは、一昨日書いたブログをご覧になられていない方は
こちらからご覧ください。
基礎工事の最後に、必ず基礎の土台が乗る部分のレベル(高さ)
の確認をします!
土台材を基礎に乗せる前に、基礎パッキンという
厚み2cmの材料を乗せます。
そして、数字が書いてある上に黒い四角の飼物を入れます。
数字が書いてあるところは、柱がのるところ。
柱がくるところは、上から荷重がかかります。
基礎パッキンの形状は、両端は黒い樹脂製のものですが
真ん中は空洞です。
柱の真ん中に力がかかってもいいように
黒い四角の飼物を入れています。
そして、こちらが飼物!
後の写真で出しますが、基礎パッキンと土台材の間に
上の写真の飼物を入れてボルト締めします。
上の写真の右側から、1㎜、2㎜、3㎜の飼物です。
白い矢印がボルト。
黄色の矢印が飼物をさしています!
ボルトは土台材を緊結するためのもの。
ボルトは、柱~15cm離れたところにあります!
ということは、ボルトのところと柱のところに
飼物をする必要があります(^0^)
ここに飼物をすることで、家の高さがほぼ均一になります。
ここで飼物をやらないと…
床で高さを揃えなければいけなくなるので
少しずつズレが生じてきてしまうんですよね。
ほんのわずかなので、分からないレベルですが…。
最後に、白い矢印部分にありますようにボルトで緊結します!
オレンジの部分は、防蟻処理剤を塗布したところです。
ちなみに、上棟の最中にも塗布しますし、上棟後にも塗布します。
工程の進み具合を見ながら、ぬかりなく行います!
基礎工事完了後に、レベルを確認した後は
このように数㎜の高さを是正して、次の工程に
進めています。
基礎工事は、1㎜の誤差もなく仕上げることは不可能。
どこかで調整をしなければなりません。
エコーアートでは、早めの段階で具合を整えています!