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2023.04.08
擁壁(ようへき)配筋工事
こんにちは!
昨日コナンを見たら、スラムダンクの映画を
見ていないことを思い出したエコ―アートの袴田です(>_<)
スラムダンクは、上映してしばらく経つから
いつ終わってもおかしくないですよね(‘Д’)
早く行かねば…今週と来週は行けそうにないけど(>_<)
関係ないですが、スラムダンクの漫画
全巻持っています(笑)
10年くらい読んでないけど。。。
本日は、浜松市で工事中のお宅の擁壁工事
についてお伝えします!
以前、こちらのブログで擁壁工事に着手したことを
書かせて頂きましたが…現在は「配筋工事」まで
工程が進行中!
擁壁工事着手のブログはこちら!
※配筋工事とは、所定の太さの鉄筋を
所定の間隔で組む、いわゆる鉄筋を組み立てること。
では、現場の様子を見てみましょう!
高さ1mの擁壁を、長さ40mに渡って施工中。
西側20m+東側20mという感じ。
直径13㎜の鉄筋を、30㎝間隔で組んでいます。
これは、擁壁の高さに応じて変わってくる値。
例えば、高さが1.5mになった場合、鉄筋径が
太くなったり、間隔が密になります。
少し角度を変えて見てみましょう!
写真だと、1mも高さがあるようには見えませんが
これでしっかり1mあるのです。
上記2枚の写真に矢印を記載して
いますが、本日はこちらについてお話します!
まずは、この矢印の部分は何かというと…
鉄筋の継手部分になります!
こちらの現場では、最大長さ5mの鉄筋を
採用しているのですが、どうしても継手が
できてしまいます。
擁壁の片側の長さは、20mですからね!
鉄筋を継ぐ際のルールとして、「定着長さ」を
確保しなさいと言うものがありまして…。
今回のケースは「重ね継手」とも言われます!
5mの鉄筋を20mまで継ぐ際に、継手ができるのですが
「定着長さ」を確保することにより、継いでいても
1本の鉄筋として見ることができるルールです。
その定着長さには「40d」という決まりがあります!
40dとは?
40(定数)×d(鉄筋の太さ)
という公式があり、それに沿って
現場を施工、確認していきます。
こちらは、ベース部分の鉄筋の定着を見た写真。
40(定数)×d(鉄筋の太さ)→13㎜=52cm
上の写真は、55㎝を表しているので定着は
守られているということを指します。
次は、立ち上がり部分。
こちらも、13㎜の鉄筋を採用しているので
52㎝の定着を確保できていれば問題ありませんが
現状は、56cm程ですので、クリア。
このように、見るべきポイントを全てチェックしていきます!
これが「現場監督の仕事」ですね!
こちらの現場では、ベース部分のコンクリートを
10日(月)午後一より、打設予定です。
着々と造成工事が進められていきますが…
この擁壁工事の後は、まだブロック工事も控えています。
さらに、その後は盛り土工事も…。
まだまだ、造成工事は時間がかかりそう(*´Д`)