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2024.10.18

床下がカビる?

こんにちは!

週5くらいブログを書きたいのに、現実は…

気持ちでは毎日ブログを書いているエコーアートの袴田です(>_<)

改めて思う…365日毎日ブログの大変さ。。。

よく昨年やっていたなぁと思います。

連続記録11カ月で途切れましたけど。

体制を整えて、もう1度挑戦するつもりです。

365日の毎日のブログは、それまでお待ちくださいね(^0^)







さて、今日のブログはちょっと衝撃的な内容です。

施工の仕方や配慮がないと、床下がカビてしまう…というお話。

エコーアートの建物は、仮に床下がカビても、床下とは縁を切った

施工をしているので問題ないのですが…

床下の空気を室内にあえて入れるようにしている家もあり…

その場合は、カビている空気を室内に入れていることになるので

サイアクなことになってしまいます。

エコーアートの家はカビても問題ありませんが…カビないよう

最善の努力をしております。

今日のブログは、その様子をお伝えします!

まずはこちらからご覧ください。

エコーアートで施工した、とあるお宅の床下写真。

掃除も行きとどいており、きれいなもんです♪

カビている場合、木の部分に黒い点がブツブツできます(>_<)

こちらのお宅は…まったくなし!

カビる1番の要因は、床下の水分です。

いくつかカビる事例がありますので、書いていきますね。







①床下に水が溜まった状態で床を張ってしまう(>_<)

先日、上棟したお宅の床を張る前の状態です。

今もまだ床が張れていませんw

水が溜まってプールのようになっているのがお分かり頂けると思います。

夕暮れ時に無理やり撮った写真です。

光加減が微妙ですいません。

上棟前に、大雨が降り基礎の中はこんな状況になってしまいました。

ほとんどの建物が、上棟までに雨に降られます。

ですから、こうしたことはほぼどの新築現場にも起こってしまうことです。

対策の施しようがないのが現実です。

自然のことですし、雨が降るのは仕方がないこと。

でも、このまま床を張ったらカビる…そんなことは容易に想像がつきますよね。

ということで、僕はここでどうしたと思いますか?

必殺技、掃除機で水を吸い取る大作戦!

雑巾でふき取ることや、水をかき取ることも考えましたが…

掃除機が1番、早くかつキレイに水を吸い出せると判断しました!

僕の経験上ですね…こういう時に経験はモノを言うって使いますw

こちらのお宅は、どでかい平屋でしたので…

おそらく15L~20Lくらいは吸い出したでしょうか(>_<)

とりあえず、日曜の夜に2~3時間くらいかけて吸い出しました。

家中の基礎の水を全て出している間に

最初に吸い出したところは、キレイに乾燥していましたよ♪(上の写真です。)

明るいうちに終わらせるのは無理だと思っていたので

たくさん照明器具も持参して現場へ行きました!

段取り七分ってやつですね。

家の水は、全て吸い出し、この後、床を伏せるまで1週間以上時間を空けるので

完全乾燥間違いありません♪

そして、家の外周部も囲えてしまっているので、バッチリです!







②床がカビる要因に多いのが施工手順です。

実は、これめっちゃ多くの住宅会社がやっていること。

というか、住宅会社の70%くらいが多分この施工手順でやっているのではないか

と思います。

普通にyoutubeでも出ていますしw

まずはこちらの写真をご覧ください。

どのようなことかと言いますと…上棟後に床の断熱材を入れて

床のベニヤを張っているということ。

床を張るまで、作業効率があまり良くなくて、作業するのに歩きにくかったりするのが難点。

これを多くの住宅会社では、上棟の数日前に床に断熱材を入れてベニヤを張ってしまいます(>_<)

先に床を張る場合、床を張った後の約1週間から10日間ほど雨が降らなければいいのですが

だいたい雨に降られてしまいます。

上棟後は屋根があるからまだいいですが…

床を張ってから、上棟までの間に雨が降ったら…目も当てられません。。。

床の上に、水をはじく養生シートを張ったり、ブルーシートを張ってある現場がいくつもありますが…

間違いなく雨はベニヤや断熱材を通過して、床下に水が溜まることになります。

実際に、工務店仲間の方が、それで床下がカビたと言っていましたので。。。

その工務店仲間の方も、それ以後は上棟後に床を張るようにしたと言っていました。

雨の力を甘く見ない方がいいのです(>_<)

ちなみに、床を張ってしまうと、床下に潜ることがなくなります。

ですので、このことが表面化しないだけで…この順序で施工している場合は

ほぼ床下に水たまりができてしまうと言っても過言ではないと思います。

そして、床が張られているが故に、とても乾きにくい…

湿気が多く、環境が悪いのです。

昨今、大雨が降る日が多々あります。

ですので、リスクがないような手順で作業を進めてもらいたいですよね(>_<)







本日は、床下がカビる2大要素をお伝えしました。

②は写真がないので、分かりにくかったですが…

画像検索したら、たくさん出てきましたw

やっぱり、多くの住宅会社(大手ハウスメーカーも)が上棟前に

床を張る順序で施工しているんですよね(>_<)

床下がカビることもですが…断熱材も濡れてしまうので良くない。。。

作業効率を優先して、床下がカビる…

家を建てるお施主様のことを考えるとツラ過ぎる( ;∀;)