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2020.03.31
地盤改良工事(鋼管杭)
こんにちは。
エコーアートの袴田大地です。
本日は、前回のブログでも書きました、磐田市S様邸の地盤改良工事が行われました。
S様邸の地盤改良工事は、鋼管杭を打ちました!
鋼管杭とは…下記写真のような杭です。
S様邸は、全部で33本の鋼管杭を打ち込みました。
長さは、地盤の支持層までの距離を考慮して、2mと2.5mの杭を施工しました。
先端が丸く羽が付いている方が、支持層にささり、住宅を支える考え方です。
杭が支持層に当たると、ガリガリと大きな音を立てます。
では、鋼管杭をどのように打っていくのか、見てみましょう。
まず、建柱機の先端に杭頭を固定して、セットします。
杭を所定の位置まで上記写真のように持っていき…
鋼管杭を打ち込みます。
打ち込みは、建柱機を操作する人と、下で杭がまっすぐに入っているか等の状況を確認する人の最低2人で行われます。
上の写真は、もう少し北に杭を傾けて!と操作している人に指示を出していますね!
この写真は、杭に水平器を当てて、真っすぐ打ち込んでいますよ!というところを写真に収めています。
職人さんの作業もテキパキしていて、さすが職人さんという感じでした!
写真撮影後は、再び打ち込み作業続行です。
先ほどよりも、杭が地面に入っているのがお分かり頂けると思います。
杭の打ち込み最終局面!
最後、支持層に当たっているため、ガリガリと音を立てながら杭を打ち込んでいます。
この職人さんは、杭の仕上げ高さを調整すべく、レベルを見ながら、操縦している人に指示を出しています。
もう少し、下げて!と言っているところですね!
こちらが、鋼管杭の打ち込み完了後です。
しっかり、スプレーの中心に杭が収まっています。
精度抜群‼
最後に、杭頭部に上記写真の丸いフタを溶接して完了です!
夕方、現場に行き、杭の状況を確認してきたときに、撮ってきました。
フタを溶接で被せると、こんな感じになります。
こちらは、全景写真。
杭が現状地盤より、低い位置にあるため、よく分かりませんね。
しかし、33本の鋼管杭は、地面が凸凹しているように施工済みです。
そして…明日からは、いよいよ基礎工事に入ります。