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2023.01.27
ハウスメーカーと工務店と設計事務所の違い①
こんにちは!
本日、雪が降る中、名古屋に行っていた
エコ―アートの袴田です!
理由は、365日ブログスタートから3カ月が
経過したので、その講習があったから(^0^)
みんな、苦しみながら続けていました。
僕も負けないように頑張らねば(*^▽^*)
いろいろな業種の方とお話して
元気をもらいましたとさ♪
さて、本日の講習の中でいくつか
グループワークがあったのですが…
その際に、「工務店て大工さんですか?」
という質問がありました。
確かに、そう見られても不思議ではない…
そう感じましたね。
実は、僕も大学4年の頃、就活をしている際に
家を建てるのは、工務店、ハウスメーカー、設計事務所の
3つがあることを知ってはいましたが
違いがよく分からなかったことを
思い出しました(^^♪
あの頃に戻った気持ちになりました!
貴重なご意見、ありがとうございます。
きっと家づくりをお考えの皆さんも
分からないと思いますので、この違いについて
解説していきますね♪
ブログのタイトルに①とあるのは
①ハウスメーカー
②設計事務所
③工務店
の順で、3回に分けてお伝えしていこうと
思っているからです。
本日は、①ハウスメーカーからお伝えしていきます♪
ちなみに、僕は大学卒業後、大手ハウスメーカーに
勤務していました。
ハウスメーカーについては熟知しているつもりです!
ハウスメーカーとは?
ハウスメーカーは、住宅総合展示場に出ている
ような大きな会社のことを言います。
いろいろな場所の住宅総合展示場に
出展している会社がほとんどです。
イメージは、スーツを着た営業マンと
打ち合わせをする…という感じ(笑)
支店や営業所が全国または他県に
またがっている大きな会社も
ハウスメーカーという区分けになると思います。
社内で、部署の区分けもしっかりなされており
営業、設計、現場管理、経理、広報など
に分かれると思います。
SNSでは、よくハウスメーカー=HMと
表現されていることが多いですね。
ハウスメーカーの家
ハウスメーカーの家は工務店や設計事務所の家
と比較すると、間違いなくしっかりしています!
大手ですので、まず技術部のような
専門部署があるのが一般的(^0^)
施工専門の知識がある高学歴の人が
自社の家の仕様を取りまとめています!
耐震に対しても、震度7の地震を実験棟にかけて
揺らして解析したり…など、行っていることも
とても工務店ではできないことをやっています。
耐震実験をするのに、億単位の費用がかかると
言われているから(>_<)
工務店では、到底できることではありません。
また、大工さんや他の職人さんの腕に
左右されないような、一定品質になるように
工夫もなされています。
例えば、自社工場で7割方部屋を造ってしまい
現場では部屋を組み合わせて
家を造りあげるような施工方法など。
工法は、各社特徴があります!
多くの棟数を手掛けるので、多くの職人さんが
作業をします。
職人さんにもレベルがあるので、現場作業を
可能な限り、省略して簡略化して、誰でもできる
くらいにして、かつコストを抑えているのです。
ハウスメーカーの営業
営業マンは、男性というイメージもあると
思いますが、女性営業マンもいます。
営業マンの性格や人間性とお客様が合う
合わないがあるのが、注意ポイント!
コミュニケーションがうまく取れない場合は
営業担当を変更することも可能ですので
相談してみてくださいね!
また、営業=売ることなので
お金の話(住宅ローンや資金計画)は
とても鍛えられているので強いです!
これは、宿命なのですが
営業マンの仕事は売ることなので
契約後は、設計担当者との打ち合わせがメイン
になるので、営業マンは打ち合わせに同席
しないことがほとんど。
営業マンは、次のお客様を契約しようと
営業活動をしなければなりません。
ちょっと寂しいところかな。
ハウスメーカーの打ち合わせ
打ち合わせは、2~4回ほど間取りの
打ち合わせをして、概算金額を算出してもらい
工事請負契約を交わします。
契約金として、ここで100万円発生する
ケースが多い印象。
契約後に、図面やCG、サンプルなどを駆使して
仕様や素材選び、色決め、形状選びなどの
打ち合わせを進めていきます。
打ち合わせ回数としては
5~7回くらいでしょうか?
全て決定しないと、着工できません。
クロスはもちろん、カーテンまで決めてしまう
ハウスメーカーもあると思います。
実際に、建築現場を見ながら、進めるということは
できないので、そこは要注意。
ご契約の前に、各社に「打ち合わせの進め方」
をご確認くださいね。
ハウスメーカーの現場管理
多くのハウスメーカーは現場管理を地元の
工務店が行います。
エコ―アートのような規模の工務店です。
その上から、ハウスメーカーの現場監督が
監理しているイメージです。
※エコ―アートはハウスメーカーの物件を現場管理しておりません。
ちなみに、大工さんなどの職人さんは
地元の工務店(下請け工務店)が
手配していると思います。
現場監督は、常に5~6棟の現場を
担当していて、着工~お引渡しまでの
管理をします。
週に2回ほど、現場に来るイメージかな。
各社の施工時のチェックポイントがあり
現場の進捗状況とチェックポイントが重なった際に
現場に来ることが多いようです。
工務店の現場監督とハウスメーカーの現場監督が
密にやり取りをして、現場の進捗状況を
確認している感じですね。
また、大手の家には分厚い施工マニュアル書
があり、それに沿って施工がなされているのも
大きな特徴です。
ハウスメーカーの家の価格
各社によりますが…
基本的に工務店や設計事務所と比較すると
1番高価です(>_<)
理由は、やはり大手なので、人がたくさんいます。
社員さんの給料やボーナス、各種保険や
住宅展示場の家賃(目が飛び出るほど高額です)
宣伝広告費(テレビCM、雑誌掲載、折込チラシ、SNS広告…)
支店や営業所の家賃(目が飛び出るほど高額です part2)
なども、まかなっていかないといけないからです。
その代わり、何と言っても
「絶大な安心感」があります。
今の時代、ほとんどのハウスメーカーが
30坪で¥3000万円以上だと思います。
家だけの価格です。
ハウスメーカーのまとめ
ハウスメーカーの売りは
「安心感」「ブランド力」です!
倒産する可能性が低いこと
アフターメンテナンスの体制もしっかりしています。
↑アフターメンテナンスについては
ここでは書けない闇の話もあります(笑)
上でも記載したように、耐震に関しても
頑丈な建物を提供しています!
あとは「〇〇ハウス、○○ホームで建てたよ」と
ご友人に自慢できたりもしますね(^0^)
これがブランド力でしょう。
大企業にお勤めの方は、やはり「安心感」
「ブランド力」といったところで
ハウスメーカーさんでご建築される方が多い
印象を受けますね!
最近は、工務店のレベルも上がってきたので
工務店で建てて下さる方も多いと思いますが…。
ハウスメーカーについては、この辺りでしょうか。
これ以上、深くお聞きになりたい場合は
「家づくり相談会」にてお話しましょう(^0^)
もーっと深い裏話もありますので(*^-^*)
では、今日はこの辺で。