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2023.04.17
基礎工事 型枠組
こんにちは!
実は、結構な歴史好きのエコーアートの袴田です(^0^)
![](/wp-content/uploads/2023/02/DSC_4560-1024x683.jpg)
ほぼ戦国時代限定と言ってもいいくらいですが(笑)
あっ、大河ドラマは見れておりません(>_<)
何年か前の大河ドラマ「真田丸」
はめっちゃ見まして…あれは良かった♪
マニアックな人物が好きみたいです(^0^)
家もマニアックな方向なので…(笑)
マニアックな人に惹かれるのでしょうかね(‘◇’)ゞ
本日は、「モノづくりブログ」です!
勝手に、ブログの種類を考えてみました(^0^)
「基礎工事の型枠施工」の様子をお伝えしていきます。
現在、工事中の磐田市の新築現場から。
![](/wp-content/uploads/2023/04/1731d75b5473b2bde0fd28ad9c9a5c3e-1024x768.jpg)
捨てコンクリートと呼ばれるもののを先日打設し
その上に型枠を組んでいる状態です!
捨てコンクリート…ちょっと気になりませんか?
捨てコンクリートとは、その名の通り
捨ててもいいコンクリートというもの。
業界用語では、略して「捨てコン」と言います。
捨てコンクリートの目的は、下記写真のように
墨を出すこと。
![](/wp-content/uploads/2023/04/5d4ee55246573b6735422cb50343c550-768x1024.jpg)
黒い矢印付近に、ピンク色の隅が打たれています!
これが、捨てコンクリートの目的。
強度は不要ですので、鉄筋は入っていません。
ピンク色の隅を基準に、型枠の下部分を施工します。
型枠の上部分は、下記写真のように黄色の糸を基準にします。
![](/wp-content/uploads/2023/04/f1046063c753cc551118032f91666e01-768x1024.jpg)
上の写真の黒い矢印の黄色の糸が基準です。
型枠の上部分が、黄色の糸に沿うように施工を進めていくと
下記写真のようになります!
![](/wp-content/uploads/2023/04/7a47b633c9e423bd823be41656ccdc6c-768x1024.jpg)
右向きの矢印が黄色の基準糸。
型枠の上部が、この糸にしっかり沿っていることが
求められるわけです!
現状の上の写真は工事途中なので
厳密にはまだ沿っていません。
上の写真の、上向きの矢印の部材を使って
後ほど、型枠の傾き具合を微調整していきます。
では、黄色の基準糸はどのようにして決められているのか?
これは、「遣り方」と呼ばれる貫板に
墨が打たれています。
![](/wp-content/uploads/2023/04/2486019317c4e17108be82fe49edffce-1024x768.jpg)
上の写真に、白い矢印がたくさんありますが
こちらが「遣り方」が架けられているところ。
この「遣り方」をピックアップして見てみましょう!
![](/wp-content/uploads/2023/04/fe2484c4d72a7e20434c51184b71b343-1024x768.jpg)
これが「遣り方」に記されている基準線(墨)!
黒い矢印がある部分に、釘が打たれていますが
これが、建物の通り芯。
一言で言うと、壁の中心のラインを表す墨。
基礎の厚みは、15センチ
→建築用語ではmmで表現するので、150。
通り芯=真ん中なので…150÷2=75mm
上の写真は、75mmになっていることから
合っていることが分かりますね!
では、この基準墨は(上の写真の釘の位置)は
どのように見ているのかというと…
![](/wp-content/uploads/2023/04/2998515_m-1024x768.jpg)
このトランシットという機械で見て、位置を出しています!
よく、道路でこの機械を覗いている人がいると
思うのですが…ちゃんと理由があって覗いています(笑)
![](/wp-content/uploads/2023/04/IMG_7229-1024x768.jpg)
こちらの新築住宅の隣には、ガレージが建ちまして…
ガレージの方は「遣り方」だけ架けられています!
![](/wp-content/uploads/2023/04/IMG_7230-768x1024.jpg)
基準の糸も出されていますね!
ちなみに、ガレージはイナバのガレーディアを採用!
本日より、住宅部分は基礎配筋工事に着手と同時に
ガレージは掘り方工事から着手します。
日に日に現場の様子が変わるのが
見てとれるのが、工事現場のワクワクするところ。
現場は緊張感がありますがね(笑)